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J-GLOBAL ID:201602207684235851   整理番号:16A0003630

キイロショウジョウバエDrosophila melanogasterにおけるプロモーターおよびエンハンサーの外側でのCBP結合

CBP binding outside of promoters and enhancers in Drosophila melanogaster
著者 (10件):
資料名:
巻:号: Nov  ページ: 8:48 (WEB ONLY)  発行年: 2015年11月 
JST資料番号: U7028A  ISSN: 1756-8935  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
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背景:CREB結合蛋白質(CBP,nejireとしても知られる)は,後生動物に保存された転写コアクティベーターである。CBPは肺発生と細胞分化で重要な役割を果たし,CBPの変異はヒトで様々な疾患を起こす。さらに,CBPおよび関係したp300は,それらがヒストンH3のリシン4のモノメチル化(H3K4me1)により発生する場合に,ヒトとハエの両方でエンハンサーを予測するために良好に用いられてきた。結果:本稿で著者らは,DrosophilaのS2細胞からのCBPクロマチン免疫沈降シーケンシングデータをmodENCODEデータと比較し,そしてCBPが広範な機能を有するゲノム部位と結合されることを示した。予想通り,CBPが活性型プロモーターとエンハンサーに結合されることを見出した。加えて,著者らは,ゲノム中で最も強いCBP結合部位を,ヒストンH3リシン273重メチル化(H3K27me3)クロマチンに含まれたポリコーム応答要素において発見し,そこでそれらはPho抑制複合体の結合に関連する。興味深いことに,CBPはほとんどのゲノムインシュレーターにも結合する。これらのサブセットにおいて,CBPは,近接するクロマチンへと広がることから抑制性H3K27メチル化を阻止するための能力として確認された,インシュレート活性を制御する可能性がある。結論:CBPは,ポリコーム抑制やインシュレーター活性を含む以前考えられていたよりも非常に広範な機能に関与している可能性がある。それに加えて,全ての機能性エレメントでのCBPに対する共通的役割が遠位の染色体領域との相互作用を制御している可能性を議論し,そしてCBPがより高度なクロマチン構成を制御すると推定する。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
分類
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遺伝子発現  ,  生物学的機能 
タイトルに関連する用語 (4件):
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