文献
J-GLOBAL ID:201602207696005614   整理番号:16A0127092

精子形成中の生殖細胞の生存性に関わり,アンドロゲン受容体により下方調節される蛋白質アルギニンメチルトランスフェラーゼ6

Protein Arginine Methyltransferase 6 Involved in Germ Cell Viability during Spermatogenesis and Down-Regulated by the Androgen Receptor
著者 (12件):
資料名:
巻: 16  号: 12  ページ: 29467-29481 (WEB ONLY)  発行年: 2015年12月 
JST資料番号: U7038A  ISSN: 1422-0067  CODEN: IJMCFK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
アンドロゲンとアンドロゲン受容体(AR)は精子形成および雄の妊性に大きな重要性を持つ。ARノックアウト(ARKO)マウスはアンドロゲンへの完全な非感受性と雄の不妊性を示すが,この作用に対する正確な分子機序については不明である。この研究では,野生型(WT)マウスに比べ,ARKOマウスの精巣においてPrmt6のmRNAおよび蛋白質の発現レベルが有意に上方調節されていることを見出した。免疫蛍光染色では,PRMT6は主に,精原細胞と精母細胞の核に局在していた。さらに,ルシフェラーゼアッセイのデータにより,テストステロン処理を伴うARはPrmt6プロモーターのアンドロゲン応答エレメント(ARE)への結合を介して,Prmt6の転写を抑制することが示された。さらに,Prmt6のノックダウンは生殖細胞の遊走を抑制し,アポトーシスを促進した。加えて,これらの細胞活性のどちらもテストステロン処理により増強させることができなかった。まとめると,これらの結果は,ARにより下方調節され,生殖細胞の細胞遊走とアポトーシスに影響を及ぼすPRMT6が精子形成において潜在的に重要な役割を果たす可能性があることを示している。(翻訳著者抄録)
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (4件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
生物学的機能  ,  遺伝子発現  ,  細胞生理一般  ,  生殖器官 
物質索引 (1件):
物質索引
文献のテーマを表す化学物質のキーワードです

前のページに戻る