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J-GLOBAL ID：201602207718164045   整理番号：16A0215569

すべり止め材散布が粗面系舗装の性能に与える影響と散布効果に関する研究

STUDY ON ANTI-SKID MATERIALS’ EFFECT ON THE PERFORMANCE OF ROUGH-TEXTURED PAVEMENTS AND THE EFFECTIVENESS OF THEIR APPLICATION

著者 (5件)： 田中俊輔 (国立研究開発法人土木研究所 寒地土木研究所) ,  安倍隆二 (国立研究開発法人土木研究所 寒地土木研究所) ,  高橋尚人 (国立研究開発法人土木研究所 寒地土木研究所) ,  武市靖 (北海学園大学 工学部) ,  木村孝司 (国立研究開発法人土木研究所 寒地土木研究所)
資料名： 土木学会論文集 E1(舗装工学)(Web)  (Journal of Japan Society of Civil Engineers, Ser. E1 (Pavement Engineering) (Web))
巻： 71  号： 3  ページ： I.39-I.46 (J-STAGE)  発行年： 2015年 
JST資料番号： U0106B  ISSN： 2185-6559  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本論文では,粗面系舗装におけるすべり止め材散布に着目し,すべり止め材散布が舗装の性能に与える影響と散布効果を明らかにすることにより,すべり止め材散布の適用区分や散布方法について検証した.舗装性能の観点からは,粗面系舗装が有する性能の主な要因である路面テクスチャと透水機能に着目し,すべり止め材散布による影響を室内試験で検証した.散布効果の観点からは,実道を想定した室内走行試験を行い,すべり摩擦係数や路面のすべり止め材残存量を確認し,粗面系舗装でのすべり止め材散布効果を検証した.その結果,すべり止め材散布が粗面系舗装の性能に与える影響を考慮した散布適用区分と,粗面系舗装の路面テクスチャがすべり止め材の飛散抑制やすべり抵抗の向上に寄与することにより散布効果が高まることを明らかにすることができた.(著者抄録)

シソーラス用語： *滑り止 ,  *透水性舗装 ,  粗面 ,  *積雪寒冷地 ,  冬 ,  安全対策 ,  交通安全 ,  道路交通 ,  砂 ,  砕石 ,  交通安全対策

分類 (2件)： 道路の維持修繕  (RC08050E) ,  雪氷工学,寒中工事  (RC03000S)

引用文献 (12件)：

• 1) 田中俊輔,武市靖,増山幸衛,高橋尚人:凍結路面のすべり抵抗特性および凍結抑制効果の定量的評価方法に関する研究,土木学会論文集E1(舗装工学),Vol. 63,No. 1,pp. 53-64,2011.
• 2) 千葉学,田高淳,安倍隆二:開粒度舗装の雪氷路面におけるすべり抵抗に関する一検討,寒地技術論文・報告集,Vol. 22,pp. 209-213,2006.
• 3) 石田樹,田高淳,千葉学:冬期における排水性舗装のすべり抵抗に関する一検討,土木学会第61回年次学術講演会講演概要集,pp. 419-420, 2006.
• 4) 積雪寒冷地における舗装技術検討委員会:北海道型SMAの施工の手引き(案),2014.
• 5) 国土交通省北海道開発局:冬期路面管理マニュアル(案),1997.

タイトルに関連する用語 (4件)： すべり止め ,  散布 ,  粗面系舗装 ,  研究