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J-GLOBAL ID:201602208882962838   整理番号:16A0022138

小胞体ストレスの阻害を介した脂肪肝に対するAlisma orientale抽出物の防御効果

Protective Effects of Alisma orientale Extract against Hepatic Steatosis via Inhibition of Endoplasmic Reticulum Stress
著者 (8件):
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巻: 16  号: 11  ページ: 26151-26165 (WEB ONLY)  発行年: 2015年11月 
JST資料番号: U7038A  ISSN: 1422-0067  CODEN: IJMCFK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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小胞体(ER)ストレスは脂肪肝の発症と関連する。Alisma orientale Juzepzukは利尿薬,糖尿病,肝炎,炎症のための伝統的薬用ハーブである。本研究では,in vitroとin vivoでERストレス誘発脂肪肝に対するAlisma orientaleの塊茎のメタノール抽出物(MEAO)の防御効果を検討した。MEAOはERストレス応答エレメントとATF6応答エレメントを含むERストレスレポーター構築物のルシフェラーゼ活性におけるツニカマイシン誘発性の増加を阻害した。MEAOは,ツニカマイシン処理ヒト肝細胞癌(HepG2)細胞とツニカマイシン投与マウスの肝臓において,GRP78とCHOPとXBP-1を含む,ツニカマイシン誘発ERストレスマーカーの発現を有意に阻害した。それは,細胞トリグリセリドのツニカマイシン誘発蓄積も阻害した。類似の観察を,パルミチン酸(PA)処理HepG2細胞と,高脂肪食(HFD)誘発肥満マウスの肝臓のような,生理的ERストレス条件下で行った。MEAOはPA処理HepG2細胞と,HFD肥満マウスの肝臓において肝臓脂肪形成遺伝子の発現を抑制した。さらに,MEAOは,ツニカマイシン投与マウスまたはHFD肥満マウスの肝臓と,ツニカマイシンまたはPA処理HepG2細胞において,超低密度リポ蛋白質受容体(VLDLR)発現を抑制し,アポB分泌を改善した。Alisma orientaleにおけるグアニン型セスキテルペンであるアリスモールは,ツニカマイシン処理HepG2細胞においてGRP78発現を阻害した。結論として,MEAOはERストレスを減弱し,肝臓脂肪形成遺伝子とVLDLRの発現の阻害と,アポB分泌の増強を介して,脂肪肝発症を予防する。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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生薬の薬理の基礎研究 

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