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J-GLOBAL ID:201602208908342663   整理番号:16A0299961

ラットにおいて高フルクトース/高グルコース食により誘導した非アルコール性脂肪性肝炎に対するユーカリとバナバの葉の抽出物の阻害効果

Inhibitory Effects of Eucalyptus and Banaba Leaf Extracts on Nonalcoholic Steatohepatitis Induced by a High-Fructose/High-Glucose Diet in Rats
著者 (14件):
資料名:
巻: 2015  号: Pathology  ページ: 296207 (WEB ONLY)  発行年: 2015年 
JST資料番号: U7008A  ISSN: 2314-6133  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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非アルコール性脂肪性肝炎(NASH)は代謝症候群と関連した肝臓疾患である。本研究の目的はユーカリ(Eucalyptus globulus)葉抽出物(ELE)とバナバ(Lagerstroemia speciosa L.)葉抽出物(BLE)がラットにおいてフルクトースの過剰摂取により誘導したNASHを阻害するかどうかを解析することである。Wistarラットを四つの異なる餌に基づいて4群に分割した。澱粉餌(ST)と高フルクトース/高グルコース餌(FG)とELEを補給したFGまたはBLEを補給したFG.全ラットを処置後5週間で安楽死させた。血清アラニンアミノトランスフェラーゼと総コレステロールレベルはFG群よりもBLE群で有意に低かった。肝臓組織病理学と脂肪変性と脂肪肉芽腫と類洞周囲線維症はFG群と比較して,ELEとBLE群で有意に減弱した。肝臓の酸化的損傷を反映する2-チオバルビツール酸反応性物質(TBARS)のレベルはELEとBLEで有意に抑制された。ウェスタンブロッティング解析は,インターロイキン-6発現レベルがFG群よりもELEとBLE群で有意に低いことを示した。これらの結果は,ELEとBLEが脂質生成と酸化的ストレスと炎症性サイトカイン発現を低下させ,このため,ラットにおける過剰フルクトース摂取により誘導されたNASHを阻害することを示唆する。(翻訳著者抄録)
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分類 (3件):
分類
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植物の生化学  ,  生薬の薬理の基礎研究  ,  消化器の基礎医学 

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