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J-GLOBAL ID:201602208940975279   整理番号:16A0120813

小型UAVとSfM-MVSを使用した近接画像からの水稲生育モニタリング

Rice Growth Monitoring Using Small UAV and SfM-MVS Technique
著者 (7件):
資料名:
巻: 29  号:ページ: 44-54  発行年: 2016年01月05日 
JST資料番号: L2597A  ISSN: 0915-1389  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
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ラジコン電動マルチコプターは,カメラやセンサーを搭載し,小型UAVとして近接リモートセンシングにおけるプラットフォームとして利用可能で,環境研究や実利用に関するさまざまな応用が考えられるようになった。近接リモートセンシングの課題の中で,農作物の生産管理は重要な課題の1つである。これまで日本の基幹作物である米においては,広域リモートセンシング(衛星,航空機)を活用し,生育量,収量,食味判定などの推定,予測が行われているが,雲量による観測確実性の低下,運用コストが課題である。そこで本研究では,水稲の生育モニタリングについて小型UAV,SfM-MVSの併用による,高い時間および空間分解能の空撮画像の取得に基づく詳細な生育状況モニタリングを試みた。NDVIの観測結果から,栽培条件を変えた区画ごとの生育状況の差が詳細かつ明瞭に観測され,追肥量の調整などの生育管理の可能性を示すことができた。また,SfM-MVS技術で作成可能な3次元地表面モデルを用いた群落高計測,NDVIを用いた生育量推定および倒伏予測モデルでは,生育状況の実測にUAVを用いた本研究の手法を代用できる可能性が示唆された。(著者抄録)
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分類 (2件):
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農業土木  ,  写真測量,空中写真 
引用文献 (18件):
  • 秋山 侃・石塚直樹・小川茂男・岡本勝男・斎藤元也・内田 諭 2006.農業リモートセンシングハンドブック.システム農学会:518.
  • 秋山 侃・冨久尾歩・平野 聡・石塚直樹・小川茂男・岡本勝男・齋藤元也・内田 諭・山本由紀代・吉迫 宏・瑞慶村知佳 2014.農業リモートセンシングハンドブック.システム農学会:292.
  • 安積大治・志賀弘行 2003.水稲成熟期のSPOT/HRVデータによる米粒蛋白含有率の推定.日本リモートセンシング学会誌.23(5):451-457.
  • Bendig J, Bolten A, Bennertz S, Broscheit J, Eichfuss S, Bareth G, 2014. Estimating Biomass of Barley Using Crop Surface Models (CSMs) Derived from UAV-Based RGB Imaging. Remote Sensing 6 : 10395-10412.
  • 井上吉雄・ミアギァシュディン・境谷栄治・中野憲司・川村健介 2008.ハイパースペクトル計測に基づく正規化分光反射指数NDSIマップおよび波長選択型PLSによる植物・生態系変量の評価:米粒タンパク含有率・クロロフィル濃度・バイオマス評価を事例として.日本リモートセンシング学会誌.28(4):317-330.
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