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J-GLOBAL ID：201602209138224418   整理番号：16A0380020

耐震診断結果に基づく北海道の建築物の耐震性能と地震被害予測

Seismic Diagnosis and Damage Prediction of Existing Building in Hokkaido

著者 (4件)： 山崎翔 (北大 大学院工学院) ,  緑川光正 (北大 大学院工学研究院) ,  岡崎太一郎 (北大 大学院工学研究院) ,  麻里哲広 (北大 大学院工学研究院)
資料名： 北海道地区自然災害科学資料センター報告  (Bulletin of the Natural Disaster Science Data Center, Hokkaido)
巻： 29  ページ： 35-58  発行年： 2016年03月31日 
JST資料番号： X0882A  ISSN： 0914-1111  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 1996年9月から2014年12月までに道内で実施されたRC造およびS造建築物の耐震診断報告書に基づき,既存建築物の耐震性能の状況,耐震改修前後の耐震性能の変化,耐震改修方法と耐震性能の向上の関係を分析した。さらに信頼性理論に基づく地震被害予測をおこない,大地震時に中破以上の被害を受ける建築物の割合を予測した。既存建築物では桁行方向のIs値が不足し耐震性能が低い傾向があること,耐震改修方法により改善効果が異なること,建築年代,層数,建築用途などにより予測被害率が異なることなどを指摘した。

シソーラス用語： 建築物 ,  北海道 ,  耐震性 ,  寿命診断 ,  *震災 ,  *予測 ,  改修 ,  *鉄筋コンクリート構造 ,  *鋼構造 ,  供用期間 ,  高さ ,  学校 ,  社会福祉施設 ,  指標 ,  ブレース ,  耐震補強 ,  地震荷重 ,  大地震 ,  震度 ,  2003年十勝沖地震 ,  1978年宮城県沖地震 ,  1995年兵庫県南部地震 ,  2011年東北地方太平洋沖地震
準シソーラス用語： Is値 ,  十勝沖地震 ,  宮城県沖地震 ,  兵庫県南部地震 ,  東北地方太平洋沖地震

分類 (2件)： 建築物の耐震,免震,制震,防振  (RB01035P) ,  自然災害  (RA02030M)

引用文献 (9件)：

• (財)日本建築防災協会(2001年)『2001年改訂版 既存鉄筋コンクリート造建築物の耐震診断基準同解説』
• 文部科学省(2006年)『屋内運動場等の耐震性能診断基準(平成18年版)』
• (財)日本建築防災協会(1996年)『耐震改修促進法のための既存鉄骨造建築物の耐震診断および耐震改修指針・同解説,(1996年)』
• (社)日本建築学会(2012年)『文教施設の耐震性能に関する調査研究報告書』
• 中埜良昭、岡田恒夫ほか(1989年)「信頼性理論による鉄筋コンクリート造建築物の耐震安全性に関する研究」、『日本建築学会構造系論文報告集』 第406号 PP.37-43

タイトルに関連する用語 (5件)： 耐震診断 ,  北海道 ,  建築物 ,  耐震性能 ,  地震被害予測