抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
本文では,超音波を用いた食品中の非金属系異物の検出,あるいは品質の評価を可能とする小型かつ簡易な検査システムの開発を説明した。まず,液体状食品中の異物を検討した。ここでは,超音波による食品中異物検出イメージ,異物が多い食品を紹介した。ついで,医療用超音波診断装置による液体状食品中の異物検出を検討した。ここでは,ナイロン製テグスの観察像,ショ糖中に配置したナイロン製テグスからの信号強度,音響材料の音響インピーダンス,食品中の毛髪の検出を紹介した。つづいて,レトルト食品中の異物検出を検討した。ここでは,単一集束超音波振動子,透過式アレイセンサと搬送システムの概観とシステム概要を説明し,透過式アレイセンサによる食品中の異物検出を紹介した。最後に,本異物検査の有効性,今後の動向を述べた。