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J-GLOBAL ID:201602209238028284   整理番号:16A0044979

二酸化チタン表面における陽電子消滅誘起イオン脱離の観測

Observation of Ion Desorption Induced by Positron Annihilation from TiO2(110) Surface
著者 (1件):
資料名:
巻: 36  号: 12  ページ: 620-624 (J-STAGE)  発行年: 2015年 
JST資料番号: F0940B  ISSN: 0388-5321  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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粒子線と固体表面の相互作用における動的過程である電子遷移誘起脱離を利用した新しい表面改質や表面分析法開発が報告されてきている。本解説では陽電子消滅誘起脱離の観測装置の開発およびイオン脱離の観測結果について説明する。開発した装置は,TiO2試料に入射した陽電子の対消滅により生じたγ線信号とTiO2から脱離した正イオン信号の検出時間差を解析し,脱離イオンの飛行時間法(TOF)スペクトルを検出するものである。TOFスペクトル解析により試料表面からのO+イオン脱離が認められ,この脱離機構が何に由来するかを考察した。電子刺激脱離(ESD)測定による脱離イオン種の違いから,サイト選択的な脱離の可能性についても考察した。
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分類 (2件):
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陽電子消滅  ,  イオン放出 
引用文献 (17件):
  • 1) T. Madey: Surf. Sci. 299/300, 824 (1994).
  • 2) F. Aumayr and H. Winter: Phil. Trans. R. Soc. Lond. A 362, 77 (2004).
  • 3) M. Kurahashi and Y. Yamauchi: Phys. Rev. Lett. 84, 4725 (2000).
  • 4) T. Tachibana, T. Hirayama and Y. Nagashima: Phys. Rev. B 89, 201409 (2014).
  • 5) T. Tachibana, T. Hirayama and Y. Nagashima: e-J. Surf. Sci. Nanotech. 13, 261 (2015).
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