抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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フォンノイマンプロセッシングはメモリとCPU論理が別に構成されていること,論理がワイヤードロジックになっていることから,現状の高機能システムに対応するには複雑になっている。処理速度,消費電力,構成変更が実用システム要求に対応困難となり,FPGAのようなLUT方式への代替を許している。ここでの提案はまだ試行のみの状態であるが,非ノイマンプロセッサとしての典型を追い求めたアイデアである。一つの機能としてのLUT演算はそれに見合ったメモリブロックが必要であり,これをキーとしたアイデアで,レジスタとI/O回路を少量含むメモリのみで構成した回路システムとなる。通常のFPGAのLUTは非常に小さなサイズで,それをつなぐ多くのスイッチブロックで構成されていることから,アプリケーションの構成に必要な初期化機能が搭載されておらず,動的再構成ができない。一方,提案のメモリブロックは一つの機能が構成でき,そのブロックの連結で複雑な機能を隣接環境で作ることができる。その上これらのブロック内に専用の動的再構成用のバスを備えており,複数のブロックかLUTをモード変換レジスタの切り替えにより,キャッシュメモリに数クロックで変換できる。このようなピンポイントで動的再構成ができ,低消費電力で高速で柔軟な回路を作ることができる。(著者抄録)