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J-GLOBAL ID:201602209308678818   整理番号:16A0022209

エゾアワビHaliotis discus hannaiのより速い成長に関連している発現差がある遺伝子

Differentially-Expressed Genes Associated with Faster Growth of the Pacific Abalone, Haliotis discus hannai
著者 (4件):
資料名:
巻: 16  号: 11  ページ: 27520-27534 (WEB ONLY)  発行年: 2015年11月 
JST資料番号: U7038A  ISSN: 1422-0067  CODEN: IJMCFK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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韓国では,エゾアワビHaliotis discus hannaiが養殖されている。高成長率に関連している遺伝子を特定するため,次世代シーケンシング技術を用いて同胞のエゾアワビのトランスクリプトームを調べた。受精後200日間,飼育したエゾアワビを,平均重量0.26±0.09gの小型群,1.43±0.405gの中型群,および5.24±1.09gの大型群に分けた。RNAシーケンシングに用いるため,それぞれの群の軟組織からRNAを分離した。エゾアワビでは,遺伝子転写産物の約1%~3%に成長率による発現の差が認められた。RNAシーケンシングで検出された発現の相対的な差を確認するために34の遺伝子を選んで逆転写PCR法を実施した。エゾアワビのより速い成長に関連している遺伝子として,発現に差異が認められた6つの遺伝子が特定された。大型のアワビでは,5つの遺伝子(雌に特有のものを1つ含む),incilarin A,perlucin,形質転換成長因子ベータ誘発蛋白質免疫グロブリン重鎖3(ig-h3),卵皮膜透明帯ドメイン4,およびデフェンシンに相同な遺伝子転写産物をコードしいる遺伝子の発現が増加しており,tomoregulinをコードしている1つの遺伝子の発現が減少していた。遺伝子転写産物の大部分が肝すい臓で発現していた。この研究で特定された遺伝子は,高成長率のアワビおよび雌のアワビの同定のためのマーカーの開発に有用であると考えられた。(翻訳著者抄録)
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分類 (3件):
分類
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魚類以外の水産動物  ,  飼育動物の育種  ,  遺伝子発現 
タイトルに関連する用語 (5件):
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