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J-GLOBAL ID:201602209359167280   整理番号:16A0336993

黒鉛の超短レーザアブレーションにより発生した放出プルームの時間分解発光スペクトルの研究【Powered by NICT】

Study of the time-resolved emission spectra of the ejected plume generated by ultrashort laser ablation of graphite
著者 (3件):
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巻: 64  号: 21  ページ: 214201-1-214201-9  発行年: 2015年 
JST資料番号: B0628A  ISSN: 1000-3290  CODEN: WLHPA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 中国語 (ZH)
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本論文では異なるフルエンス(18 J/cm~2-115 J/cm~2)とパルス幅(50 fs-4 ps)を持つ超短レーザパルスは,真空(4×10~(-4)Pa)中で高配向熱分解黒鉛を除去するために採用した。アブレーションプルームの時間分解発光スペクトルを記録することにより,アブレーション過程の超高速時間発展を調べた。C_2ラジカルのSwanバンド,~1Σ_u~+C_(15)クラスタのX~1Σ_g~+への電子遷移に帰属される416nm付近のスペクトルバンド,および370-700nm範囲の連続発光スペクトルを観測した。アブレーションプルームの記録された時間分解発光スペクトルから,より大きい時間遅れでのみ連続発光スペクトルが観測されることが分かった。50fs,115J/cm~2レーザパルスにより生成されたプルームの連続発光スペクトルの減衰過程は高速低減段階(20ns時間遅延前)と遅い低下段階(20ns時間遅延後)に分け,連続発光スペクトルは,2種類の異なる組成から来るかもしれないことを示した。高速低減プロセス中に,アブレーション生成カーボンプラズマの制動放射連続体の大部分に寄与する;遅い減少過程が,アブレーションの後の段階で生成した炭素クラスタの熱放射は主に,連続体に寄与する。加えて,50fsレーザパルスにより生成した連続性の存在時間はレーザフルエンスの減少と共に増加し,低フルエンスのレーザパルスを,アブレーションの後の段階でより多くの炭素クラスタを生成できることを示した。また,50fsパルスを,レーザフルエンスがアブレーションの初期段階で増加する場合の,プルーム中の炭素プラズマと励起C_2ラジカルの量は著しく増加することが見出されたが,より大きな質量を持つ励起C_(15)ラジカルの量がわずかに増加するのみであった。従ってレーザフルエンスは,放出されたプルーム中の異なる組成の濃度に大きく影響し,異なるレーザフルエンスとレーザパルスにより誘起されたアブレーションのために存在する異なった材料除去メカニズムであることを示唆した。最後に,パルス幅は連続発光スペクトルの時間発展に重要な役割を果たす。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST【Powered by NICT】
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分類 (2件):
分類
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レーザ照射・損傷  ,  非線形光学 

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