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J-GLOBAL ID：201602209525505557   整理番号：16A0259828

浮きを有する鋼板接着補強RC床版の疲労耐久性および樹脂再注入の評価

EVALUATION OF FATIGUE RESISTANCE AND RE-INJECTION OF RESIN FOR UPLIFTED REINFORCED CONCRE TE DECK SLABS REINFORCED BY STEEL PLATES BONDING

著者 (6件)： 佐野正 (ショーボンド建設株式会社 補修工学研究所) ,  山下幸生 (ショーボンド建設株式会社 補修工学研究所) ,  松井繁之 (大阪工業大学 八幡工学実験場構造実験センター) ,  堀川都志雄 (大阪工業大学 工学部都市デザイン工学科) ,  久利良夫 (阪神高速道路管理技術センター) ,  新名勉 (阪神高速道路株式会社 技術部技術開発課)
資料名： 土木学会論文集 A1(構造・地震工学)(Web)  (Journal of Japan Society of Civil Engineers, Ser. A1 (Structural Engineering & Earthquake Engineering) (Web))
巻： 67  号： 1  ページ： 27-38 (J-STAGE)  発行年： 2011年 
JST資料番号： U0201A  ISSN： 2185-4653  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 鋼板接着工法は損傷したコンクリート部材の表面にエポキシ樹脂で鋼板を接着し,部材内部の鋼材を外側から補おうとする補強工法である.長年にわたって多くの橋梁床版に適用されているが,経年に伴って鋼板の浮きが発見されている.本研究では,人為的に浮きを設けた鋼板接着補強RC床版を作製し,輪荷重走行試験を実施して破壊過程を観察するとともに,樹脂の再注入による補修を行った.劣化度を用いた検討の結果,劣化度が使用限界(1.0)を超える1.3の場合でも,再注入を行うことで劣化度が0.69まで改善できることがわかった.(著者抄録)

シソーラス用語： *橋床版 ,  *鉄筋コンクリート構造 ,  補強工事 ,  *レジンインジェクション ,  疲れ強さ ,  道路橋 ,  鋼板 ,  接着 ,  エポキシ樹脂 ,  層間剥離 ,  実物大試験 ,  走行試験 ,  亀裂発生 ,  たわみ ,  不可逆過程
準シソーラス用語： *鋼板接着工法 ,  破壊過程 ,  浮き

分類 (2件)： 橋梁の破壊,保守,その他  (RC06080X) ,  道路の維持修繕  (RC08050E)

引用文献 (7件)：

• 1) 道路橋RC床版のひび割れ損傷と耐久性,阪神高速道路公団,阪神高速道路管理技術センター,1991.12.
• 2) 道路構造物の補修要領,阪神高速道路公団,1990.6.
• 3) 松井繁之,前田幸雄:道路橋RC床版の劣化度判定法の一提案,土木学会論文集,第 374号/I-6,pp. 419-426,1986.
• 4) 園田恵一郎,堀川都志雄:道路橋床版の輪荷重直下の応力の算定について,土木学会論文報告集,第273号,pp. 15-22 ,1978.5.
• 5) 道路橋床版の設計の合理化と耐久性の向上,(社)土木学会鋼構造委員会道路橋床版の調査研究小委員会,2004.11.

タイトルに関連する用語 (7件)： 浮き ,  鋼板 ,  補強 ,  RC床版 ,  疲労耐久性 ,  注入 ,  評価