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J-GLOBAL ID:201602209725151458   整理番号:16A0273047

価値の多様化を考慮した生産設備モジュールの市場循環モデリングの検討

A Study on Modeling of Market Circulation of Production Facility Modules by Considering Diversity of Value
著者 (2件):
資料名:
巻: 82  号:ページ: 298-304 (J-STAGE)  発行年: 2016年 
JST資料番号: U0462A  ISSN: 1882-675X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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持続可能な製造産業の観点から,物理的にも機能的にも使用可能な製造設備の再生は重要である。本研究では,製造設備の価値は生産戦略の違いのため個々の利用者で異なる考えがあるという仮説に基づいている。従って筆者等は,コアプラットフォームとアドオンモジュールで構成された生産システムを使用することは利益があり,アドオンモジュールを取り換えることによりコアプラットフォームの長期使用が実現可能であると確信している。ここで,生産設備モジュールの再使用は重要な課題である。本研究では,利用者の異なる生産計画/戦略により生じる多様な価値を考慮したモジュールの市場循環を提案した。まず,利用者のプロファイルを,利用者の技量(ある生産に特化した),製品戦略に対する基本的な方針,性能,および行動原理のようなそれぞれの利用者の価値観を表現するように定義した。次に,計画/戦略を実現するため,使用中の現在の生産システムと希望する生産システムを比較した利用者の満足度を提案した。満足度の評価が忍耐レベルより低い場合,現在の生産システムの変更要求も計算できる。三番目に,モジュール取引もまたモジュールの組合せ最適化問題として,満足度の評価に基づきモデル化した。最後に,花栽培産業における全体的生産設備の持続可能性を評価するため,各種生産戦略を持つ複数利用者エージェントを考慮して,マルチエージェントシミュレータを作った。事例研究の結果から,持続可能性評価の実現可能性を示した。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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生産工学一般 
引用文献 (10件):
  • 1) United Nations : Report of the World Commission on Environment and Development, General Assembly Resolution 42/187, (1987).
  • 2) C. M. Rose, K. A. Beiter, K. Ishii, and K. Masui : Characterization of Product End-of life Strategies to Enhance Recyclability, Proc. DETC98 ASME Design for Manufacturing Symposium, DETC98/DFM-5742, (1998).
  • 3) C. Mannweiler and J. C. Aurich : Modularization of Products and Services for Configuring Product-Service Systems, Y. Shimomura and K. Kimita (Eds.) The Philosopher's Stone for Sustainability, Springer, (2012) 37.
  • 4) H. Hiroka, T. Ueno, M. Arita, Y. Shigeji, K. Horii, and H. Kawaharada : Promoting reuse of mechanical parts using part agents, Y. Shimomura and K. Kimita (Eds.) The Philosopher's Stone for Sustainability, Springer, (2012) 387.
  • 5) Y. Umeda, A. Nomura, and T. Tomiyama, Study on Life-cycle Design for the Post Mass Production Paradigm, Artificial Intelligence for Engineering Design, Analysis and Manufacturing, 14, (2000) 149.
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