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J-GLOBAL ID：201602209914952097   整理番号：16A0244602

路面隆起が徐々に進行するトンネルの変状調査と再現解析-磐越自動車道鳥屋山トンネル-

Survey and Simulation about Upheaval of Road Surface in Tunnel Progressing Gradually-Ban-Estu Expressway Toyasan Tunnel-

著者 (4件)： 宮沢一雄 (東日本高速道路) ,  安田賢哉 (ネクスコ・エンジニアリング) ,  菊池慎司 (ネクスコ・エンジニアリング) ,  鶴原敬久 (応用地質 ジオテクニカルセ)
資料名： トンネルと地下  (日本トンネル技術協会誌)
巻： 47  号： 3  ページ： 185-195  発行年： 2016年03月01日 
JST資料番号： S0644A  ISSN： 0285-631X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 戸屋山トンネルは,建設時の切羽の岩判定で堅牢岩盤と判定されたためインバートコンクリートがない支保パターンで施工された。しかし供用開始1年半後に路面隆起が発生したため,現在までのトンネル変状調査と再現解析を述べた。路面の縦断測量結果から平均隆起速度は年3.1~6.6mmであり,MEXCO設計要領の補強ランクCに相当し,トータルステーション測定の結果とほぼ合致した。切羽スケッチなどに基づくトンネル位置の地質復元,ボーリング調査,ボーリングコアによる岩石試験の地質調査結果,地中変位,覆工調査結果等を示した。3次元の変状再現解析の解析結果から,舗装版隆起量は実測値をほぼ再現することが分かった。

シソーラス用語： 原型 ,  支保工 ,  *隆起 ,  地盤 ,  変化 ,  *トンネル ,  数値解析 ,  再現性 ,  試錐調査 ,  地質調査 ,  路面 ,  *アスファルト舗装 ,  舗装版 ,  解析モデル ,  支保パターン
準シソーラス用語： トンネル変状 ,  *再現解析

分類 (1件)： トンネルの保守と付帯設備,その他  (RC05060U)

引用文献 (5件)：

• 東日本高速道路:設計要領,第三集トンネル(1)トンネル本体工保全編(変状対策),2012.7.
• 安田賢哉・菊池慎司・宮沢一雄・鶴原敬久・松井端亘:路面隆起トンネルに適用した新しい路面測定手法,地下空間シンポジウム 論文・報告集,Vol.20,pp.171-176,2015.1.
• 田中治雄:土木技術者のための地質学入門,山海堂,1964.
• (株)高速道路総合技術研究所トンネル研究室:盤膨れに伴うトンネル補強対策工法に関する手引き,高速道路総合研究所技術資料,No.358,2007.10.
• 菖蒲幸雄・鶴原敬久・奥井裕三・佐久間智・菅原徳夫・多田誠・末岡眞純・中田主税:供用後に変状が発生した盃山トンネルの地質状況,全地連「技術e-フォーラム」松江,2009.9.

タイトルに関連する用語 (7件)： 路面 ,  隆起 ,  トンネル ,  変状 ,  調査 ,  再現解析 ,  磐越自動車道