文献
J-GLOBAL ID:201602209967747584   整理番号:16A0118647

in vivoの光合成でCalvinサイクル酵素の主要な調節因子として機能する葉緑体チオレドキシンm

Chloroplastic thioredoxin m functions as a major regulator of Calvin cycle enzymes during photosynthesis in vivo
著者 (2件):
資料名:
巻: 84  号:ページ: 900-913  発行年: 2015年12月 
JST資料番号: A1374A  ISSN: 0960-7412  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
チオレドキシン(Trx)は光依存性方式で様々な葉緑体蛋白質の活性を制御している。Arabidopsis thalianaの葉緑体では,5タイプのTrxが種々の生理学的過程で機能している。著者らの以前のin vitro実験では,fタイプTrx(Trx f)が葉緑体酵素の主要な酸化還元調節因子で,Calvinサイクル酵素も含むことが分かった。酸化還元調節システムに対する各Trxイソ型のin vivo寄与を調べるため,まず葉緑体ストロマにおける各Trxイソ型の蛋白質濃度を定量化した。その結果,4つのイソ型から成るmタイプTrx(Trx m)が最も豊富なタイプであることが分かった。次に,in vivoのTrx mの生理学的役割を解明するため,幾つかのArabidopsis Trx-m欠落突然変異体を分析した。Trx mが欠落すると植物の成長が悪く,CO2同化速度が減少した。また,酵素活性化に必須である光還元を調べるため,Trx標的酵素の酸化還元状態を測定した。その結果,Trx-m欠落突然変異体では,フルクトース-1,6-ビスホスファターゼとセドヘプツロース-1,7-ビスりん酸の還元レベルが野生型のものよりも低くなることが分かった。史観に相反して,in vivoの本研究から,Trx mがCalvinサイクル酵素の活性化においてTrx fよりも重要な役割を担うことが明らかになった。Copyright 2016 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
光合成  ,  植物の生化学 
物質索引 (1件):
物質索引
文献のテーマを表す化学物質のキーワードです
タイトルに関連する用語 (5件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る