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J-GLOBAL ID:201602210022405959   整理番号:16A1324923

酸化ストレスと代謝障害:病因と治療戦略

Oxidative stress and metabolic disorders: Pathogenesis and therapeutic strategies
著者 (5件):
資料名:
巻: 148  ページ: 183-193  発行年: 2016年03月01日 
JST資料番号: B0699B  ISSN: 0024-3205  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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要約:高体重,およびインスリン抵抗性,2型糖尿病と心血管系合併症を含む代謝障害は共にメタボリックシンドロームを構成する。メタボリックシンドロームの病因は多彩な因子を要件とする。しかしながら,多くの研究が,幾つか一致して,慢性炎症状態を伴う酸化ストレスが代謝疾患の発症の道を開くことを示す。酸化ストレス,すなわち細胞と組織の酸化と抗酸化系のバランスが失われた状態は結果として酸化的フリーラジカルと活性酸素(ROS)の過剰産生を招く。産生された過剰なROSは細胞の蛋白質,脂質と核酸を攻撃し,エネルギー代謝の欠如,変化した細胞情報伝達と細胞周期制御,遺伝子変異,変化した細胞運搬メカニズム並びに全体的に低い生物活性,免疫活性および炎症を含む細胞の機能不全を導く。加えて,高脂肪・高炭水化物食による栄養ストレスも酸化ストレスを促進し,これは高い脂質過酸化,蛋白質カルボニル化と低い抗酸化系および低いグルタチオン(GSH)レベルが証拠となる。これらの変化は病原性の環境と幾つかの慢性疾患の発症を開始させる。研究は肥満患者で酸化ストレスと慢性炎症が発癌,肥満,糖尿病と心血管系疾患の病態発生を招く重要な因子であることを示唆し,これは障害されたDNA損傷と細胞周期制御を含む変化した細胞と核メカニズムによることを示唆する。ここで著者らは主要な病理状態における代謝障害に誘導される酸化ストレスの様相を議論し,予防と治療の戦略を議論する。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
分類
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代謝異常・栄養性疾患一般 
タイトルに関連する用語 (4件):
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