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J-GLOBAL ID：201602210392408950   整理番号：16A0333756

GNBC-Front-Tracking法とImmersed Boundary法を用いた固体球の動的な濡れのシミュレーション

Numerical Simulation of Dynamic Wetting of a Solid Sphere by GNBC-Front-Tracking and Immersed Boundary Methods

著者 (6件)： 大友涼子 (関西大 システム理工) ,  北優也 (関西大 システム理工) ,  山本恭史 (関西大 システム理工) ,  伊藤高啓 (名古屋大 大学院工学研究科) ,  脇本辰郎 (大阪市大 大学院工学研究科) ,  加藤健司 (大阪市大 大学院工学研究科)
資料名： 混相流  (Japanese Journal of Multiphase Flow)
巻： 29/30  号： 5/1  ページ： 443-450  発行年： 2016年03月15日 
JST資料番号： L2494A  ISSN： 0914-2843  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 移動変形する界面を含む流体解析法には,VOF,レベルセット(LS)法,およびフロントロラッキング(FT)法が知られている。液中に球が自由落下・没入する際に,濡れ性に依存して,没入に伴う気泡の巻き込みが生じ,球の背面に気泡が残留付着した状態で,液体中を沈下する現象が発生する場合がある。本研究では,水中に落下・没入する,濡れ性が異なる半径1mmの鉛球に対して,数値シミュレーションにより調査した。本研究では,濡れ性が異なる球が落下する現象での,湾曲固体面上の,移動接触線の記述のためのモデルが開発され,GNBC(一般化Navier境界条件)フロントトラッキング法と,浸漬境界法を組み合わせて解析された。モデルは,水中への疎水球の,準定常貫通のシミュレーションに適用され,結果は従来の実験結果と良好に一致した。残留気泡体積が,異なる球寸法,静的接触角,および貫通速度条件のもとで評価された。撥水球は,より大きな空気体積を導入するために,より大きな寸法を有することを示した。

シソーラス用語： *追跡 ,  *Navier-Stokes方程式 ,  残留ガス ,  自由落下 ,  *混相流 ,  球 ,  境界条件 ,  濡れ ,  三相流 ,  気泡 ,  貫通
準シソーラス用語： フロントトラッキング法 ,  仮想化 ,  固気液 ,  浸漬境界法

分類 (1件)： 不均質流  (BC02060J)

タイトルに関連する用語 (3件)： 固体 ,  濡れ ,  シミュレーション