抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
近年,多様な価値観が受容される場として「サードプレイス」が求められ,今後縮小が予想される社会において,そうした場は既存の空間を活用したりある場を時間的に棲み分けて企画することが想定される。そこで本研究では,公園や道路など屋外の公共の場において一時的に設え人々が集う「仮設的な場」に着目し,その方法論や構成要素を分析し考察した。「仮設的な場」はイベント的な一度限りの場とは異なり,日常的に同じ場所に現われるため人々の居場所として機能する。研究は,そうした「仮設的な場」が既存の空間に加えられることで発生する様々な人間と環境との相互作用を整理するものである。「仮設的な場」の普及には,審査者として中立的な行政からの歩み寄りが一つの鍵となる。