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J-GLOBAL ID:201602210644849580   整理番号:16A0154019

タンポポ抽出物はUVB損傷と細胞老化からヒト皮膚繊維芽細胞を保護する

Dandelion Extracts Protect Human Skin Fibroblasts from UVB Damage and Cellular Senescence
著者 (2件):
資料名:
巻: 2015  ページ: 619560 (WEB ONLY)  発行年: 2015年 
JST資料番号: U7012A  ISSN: 1942-0900  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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紫外線(UV)照射は,過剰な活性酸素種の生成とマトリックスメタロプロテイナーゼ(MMP)の誘発により皮膚の損傷を引き起こし,皮膚の光老化をもたらす。タンポポ抽出物は,癌,肝炎,および消化器疾患を治療するための伝統的中国医学と先住アメリカ医学に長い間使用されているが,皮膚の光老化におけるタンポポ抽出物の作用については余り知られていない。ここでは,タンポポの葉と花の抽出物が,UVBの照射前あるいは照射後直ちに添加されると,UVB照射に阻害される細胞生存性を有意に保護することを見出した。タンポポの葉と花の抽出物はUVB照射に刺激されるMMP活性とROS生成を阻害した。タンポポの根の抽出物はUVB照射誘発性のMMP活性,ROS生成,および細胞死からのHDFの保護に対してより低い作用を示した。さらに,タンポポの葉と花の抽出物は,UVB照射の有無にかかわらず,グルタチオン生成とグルタチオンレダクターゼmRNAの発現を刺激したが,根の抽出物は刺激しなかった。著者らはまた,タンポポの葉と花の抽出物がUVB照射の吸収に役立つことを見出した。さらに,タンポポ抽出物はH2O2誘発性の細胞老化からHDFを有意に保護した。結論として,タンポポ抽出物,特に葉と花の抽出物は,ROS生成とMMP活性を抑制し,UVB吸収を助けることにより,HDFにおけるUVB損傷とH2O2誘発性細胞老化に対する強力な保護剤である。(翻訳著者抄録)
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
生薬の薬理の基礎研究  ,  外皮作用薬の基礎研究  ,  細胞生理一般 

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