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J-GLOBAL ID:201602210677987913   整理番号:16A0917367

分散性および重合性を有する変性セルロースナノ繊維を組み込んだ伸縮性複合ヒドロゲル:機械的性質の制御およびナノファイバの配向

Stretchable composite hydrogels incorporating modified cellulose nanofiber with dispersibility and polymerizability: Mechanical property control and nanofiber orientation
著者 (5件):
資料名:
巻: 97  ページ: 480-486  発行年: 2016年08月05日 
JST資料番号: D0472B  ISSN: 0032-3861  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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多官能性架橋剤として表面改質セルロースナノ繊維(CNF,)および単量体としてN-イソプロピルアクリルアミド(NIPAM)を用いて,複合ヒドロゲルを製造した。CNFの表面改質を水性分散性だけでなくビニル重合性をCNFに付与した,無水マレイン酸(MA)を用いて行った。湿式化学分析,分光法,および形態学的観察を用いてMA修飾CNF(MACNF)を特徴付けた。ヒドロゲルは種々の条件下でラジカル開始剤および触媒を用いて,MACNF水性懸濁液およびNIPAM単量体の混合物の,in situラジカル重合によって調製した。得られたヒドロゲルは透明であり(元の長さの20倍を超える)伸張性が高く,機械的特性,特に引張強さはMACNFの高い分散性を利用して制御することができた。延伸ゲル試験片の光学異方性測定により,大きな変形のためにMACNF繊維が高度に配向して,試験片の引張強さが高まることを明らかにした。ヒドロゲル試料の光透過率の明確な温度依存性もまた観察したが,これはその下限臨界溶液温度で水性媒体中のポリ(NIPAM)の,コイルから小球への移行に由来した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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多糖類  ,  高分子固体の構造と形態学  ,  繊維材料一般 

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