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J-GLOBAL ID:201602210696055312   整理番号:16A1200255

飲料水中の大腸菌を迅速に検出するためのバイオセンサープラットホーム

A biosensor platform for rapid detection of E. coli in drinking water
著者 (4件):
資料名:
巻: 83  ページ: 22-28  発行年: 2016年02月 
JST資料番号: A0989B  ISSN: 0141-0229  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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水質モニタリングにおける細菌指標検出の迅速,特異的かつ高感度アッセイが必要とされている。本研究では,飲料水中の大腸菌の迅速検出のための戦略を開発した。本戦略は,大腸菌β-D-グルクロニダーゼ(GUD)酵素反応による迅速加水分解によって蛍光4-メチルウンベリフェロン(4-MU)を生じる基質4-メチルウンベリフェリル-β-D-グルクロニド(MUG)を利用するもので,反応産物は定量可能であり,水試料中に存在する大腸菌細胞数と相関する。バイオセンサ応答に必要な検出時間はサンプル細菌に依存的に20~120分の範囲であった。本アプローチは迅速検出のための広範なサンプル処理を必要としない。MUG基質の特異性を標的細菌属以外のKlebsiella,Salmonella,EntrobacterおよびBacillusの純粋培養物を用いて解析した。4-メチルウンベリフェリル-β-D-ガラクトピラノシド(MUGal)およびL-ロイシンβ-ナフチルアミドアミノペプチダーゼ(LLβ-N)を含む非標的基質も大腸菌における酵素活性の非特異的パターンを同定するために解析した。GUD活性は大腸菌に特異的で,他属ではさらなる酵素活性が検出されなかった。さらに標準曲線を作製するために大腸菌検出のため蛍光アッセイを実施し,GUD酵素反応感度より反応バイアル中の10個未満の大腸菌細胞を繰り返し測定した。本法の適用性を環境試料中の純粋および混合細菌叢を用いた複数の蛍光アッセイで検証した。本研究結果は,特定の基質分子を用いてサンプル中で発生した蛍光シグナルが,飲料水中の大腸菌検出のためのバイオセンシングプラットホーム開発に利用できることを示した。さらに,本システムは水中で大腸菌を確実に検出するために,独立または生化学アッセイアレイの一部として他法と併用できることも示唆した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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微生物検査法  ,  水質調査測定一般  ,  酵素一般 
タイトルに関連する用語 (2件):
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