文献
J-GLOBAL ID:201602210704358689   整理番号:16A0308985

相模川城山ダム下流域における在来生物ヌカエビParatya improvisaと外来生物カワリヌマエビ属エビ類Neocaridina spp.の流程分布

Longitudinal Distributions of Native Shrimp Paratya improvisa and Non-native Shrimp Neocaridina spp. in Downstream of the Shiroyama Dam, Sagami River Basin, Japan
著者 (2件):
資料名:
号: 37  ページ: 21-24  発行年: 2016年02月26日 
JST資料番号: L0981A  ISSN: 0388-9009  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
相模川流域における在来生物ヌカエビParatya improvisaと外来生物カワリヌマエビ属エビ類Neocaridinaの流程分布を明らかにするために検討した。2014年10月から2015年2月にかけて城山ダム下流域の21地点でエビ類を採集した。実体顕微鏡で同定して,各最終地点の地理的状況と種類別の個体数を統計解析によって比較した。その結果,採捕したヌカエビは161個体であり,カワリヌマエビ属エビ類は169個体であった。ヌカエビを11地点,カワリヌマエビ属エビ類を12地点で採捕して,ヌカエビの分布域の標高はカワリヌマエビ属エビ類のものより高かった。また同所的な分布を比較すると,上流域ほどヌカエビの分布割合が高かった。また両者の同所的に分布する地点ではカワリヌマエビ属エビ類の割合が高く,競合状態においてはカワリヌマエビ属エビ類が優勢である可能性があった。以上まとめると,外来生物の侵入過程は輸入,導入,定着,拡散の4段階があるが,著者は今回の調査から得られたカワリヌマエビ属エビ類の分布域の広さから,定着あるいは拡散の過程にあると予想した。
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
個体群生態学 
引用文献 (20件):
  • Blackburn, T. M., P. Py?ek, S. Bacher, J. T. Carlton, R. P. Duncan, V. Jaro??k, J. R. U. Wilson & D. M. Richardson, 2011. A proposed unified framework for biological invasions. Trends in Ecology and Evolution, 26(7): 333-339.
  • 千葉県,online.千葉県の保護上重要な野生生物-千葉県レッドデータブック-動物編2011年改訂版.http://www.bdcchiba.jp/endangered/rdb-a/rdb_index2-j2011.html(accessed on 2015-July-1).
  • 群馬県,online.群馬県の絶滅のおそれのある野生生物動物編 2012年改訂版.http://www.pref.gunma.jp/04/e2300278.html(accessed on 2015-July-1).
  • 林 健一,2007.日本産エビ類の分類と生態 II コエビ下目(1).292pp.生物研究社,東京.
  • 茨城県,online.茨城における絶滅のおそれのある野生生物(動物編),2015.http://www.pref.ibaraki.jp/seikatsukankyo/kansei/shizen/documents/redlist_all.pdf(accessed on 2015-July-1).
もっと見る

前のページに戻る