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J-GLOBAL ID:201602210736215227   整理番号:16A0154075

MECP2-およびCDKL5-関連Rett症候群におけるサイトカイン調節不全:酸化還元ホメオスタシス異常,炎症およびω-3 PUFAとの関係

Cytokine Dysregulation in MECP2- and CDKL5-Related Rett Syndrome: Relationships with Aberrant Redox Homeostasis, Inflammation, and ω-3 PUFAs
著者 (14件):
資料名:
巻: 2015  ページ: 421624 (WEB ONLY)  発行年: 2015年 
JST資料番号: U7012A  ISSN: 1942-0900  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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酸化ストレスに関連した,重度の神経発達障害であるRett症候群はメチルCpG結合蛋白質2遺伝子(MECP2)あるいはまれにサイクリン依存性キナーゼ様5(CDKL5)の変異を原因とし,免疫系の関与が示唆されている。現在まで,両変異が循環血液中のサイトカインパターンに影響を及ぼすのかどうかは明らかでない。本研究では,MECP2-(MECP2-RTT)(n=16)とCDKL5-Rett症候群(CDKL5-RTT)(n=8)において,ω-3多価不飽和脂肪酸(PUFA)添加の前後で,Th1-,Th2-および制御性T(T-reg)細胞応答に関与するサイトカイン,並びにケモカインが調べられた。主要なサイトカイン調節不全が治療を受けていないRTT患者で証明された。MECP2-RTTでは,バランスがTh2-にシフトしていることが証明されたが,CDKL5-RTTでは,(IL-4を除いた)Th1-とTh2-関連サイトカインが上方調節された。MECP2-RTTでは,IL-22レベルの低下が観察されたが,CDKL5-RTTでは,IL-22とT-regサイトカインレベルの増大が証明された。ケモカインに変化はなかった。サイトカイン調節不全は臨床重症度,炎症状態および酸化還元の不均衡に比例した。ω-3 PUFAはサイトカイン変化,酸化還元ホメオスタシス異常および炎症状態を部分的に相殺した。RTTは炎症調節シグナル伝達系の欠損の結果としての症状に現れない免疫調節不全に関連する。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
神経系の疾患  ,  免疫反応一般 

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