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J-GLOBAL ID：201602210740884412   整理番号：16A1109417

現地での固相抽出と黒鉛炉原子吸光分析によるモリブドヒ酸塩としての地下水中の無機ヒ素のスペシエーション

Speciation of Inorganic Arsenic in Groundwater as Molybdoarsenate by On-Site Solid-Phase Extraction and Graphite Furnace Atomic Absorption Spectrometry

著者 (4件)： MURAKAMI Masahiko (Nihon Univ., Funabashi-shi, JPN) ,  HIRANO Masaya (Nihon Univ., Funabashi-shi, JPN) ,  SHIBAHARA Toshiaki (Nihon Univ., Funabashi-shi, JPN) ,  KUBOTA Toshio (Nihon Univ., Funabashi-shi, JPN)
資料名： Analytical Letters  (Analytical Letters)
巻： 49  号： 13-15  ページ： 2119-2131  発行年： 2016年10月 
JST資料番号： B0926A  ISSN： 0003-2719  CODEN： ANALBP  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： As(V)のモリブドヒ酸錯体としての選択的固相抽出と黒鉛炉原子吸光分析に基づく地下水中の無機ヒ素のスペシエーション法を開発した。pH2に調節した水試料にモリブデン酸アンモニウムを添加してAs(V)を嵩高いモリブドヒ酸錯体に変換し,活性炭ミニカラムと使い捨てプラスチック注射器(50ml)を用いた現地での固相抽出で予備濃縮し,実験室に運搬して水酸化アンモニウムで溶出して黒鉛炉原子吸光分析でAs(V)を定量した。パラジウムを化学修飾剤として溶出液に添加した。予備濃縮の前に過マンガン酸カリウムでAs(III)をAs(V)に酸化して全Asを定量した。全AsとAs(V)の差からAs(III)を計算した。開発法の検出限界と定量限界は0.047及び0.16μg/l,濃縮係数は20,井戸水と湧水にAs(III)とAs(V)を1.00~2.00μg/l添加して測定した回収率は89~103%であった。

シソーラス用語： *ヒ素 ,  *スペシエーション ,  水質試験 ,  試料調製 ,  予備濃縮 ,  *固相抽出 ,  活性炭 ,  アンモニウム化合物 ,  モリブデン酸塩 ,  ヒ酸塩 ,  カリウム化合物 ,  過マンガン酸塩 ,  酸化 ,  試料採取 ,  現地調査 ,  *黒鉛炉原子吸光分析 ,  井戸水 ,  湧水
準シソーラス用語： *無機ヒ素 ,  モリブデン酸アンモニウム ,  過マンガン酸カリウム

分類 (2件)： 無機化合物の物理分析  (CC03024P) ,  抽出  (CC01040H)

タイトルに関連する用語 (8件)： 現地 ,  固相抽出 ,  黒鉛炉原子吸光分析 ,  酸 ,  塩 ,  地下水 ,  無機ヒ素 ,  スペシエーション