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J-GLOBAL ID:201602211146285749   整理番号:16A0184228

ヒト口腔粘膜繊維芽細胞の遺伝子サイン 真皮繊維芽細胞および人工多能性幹細胞との比較

Gene Signature of Human Oral Mucosa Fibroblasts: Comparison with Dermal Fibroblasts and Induced Pluripotent Stem Cells
著者 (5件):
資料名:
巻: 2015  号: Bioinformatics  ページ: 121575 (WEB ONLY)  発行年: 2015年 
JST資料番号: U7008A  ISSN: 2314-6133  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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口腔粘膜は再生治療のための有用な材料であり,年齢や性別に関係ない到達性や万能性という利点を持つ。しかし,口腔粘膜の分子的特徴については余り知られていない。ここで筆者らは,ヒト口腔粘膜繊維芽細胞(hOF),ヒト真皮繊維芽細胞(hDF)およびhOF由来人工多能性幹細胞(hOF-iPSC)の遺伝子サインの最初の包括的プロファイルについて報告し,機能的アノテーションと経路分析によりそれらを生物学的役割と結びつける。繊維芽細胞の共通の特徴として,hOFとhDFは共に,hOF-iPSCに比べ高いレベルで糖脂質代謝関連遺伝子を発現した。hDFと比べたhOFの明瞭な特徴は,hDFのマーカーであるHOX遺伝子の低い発現に加え,シグナル伝達,細胞外基質,膜,そして受容体タンパク質を含む糖タンパク質遺伝子の高い発現を含んだ。経路分析の結果は,組織構築,増殖,そしてシグナル伝達経路が活発である一方,p53経路の老化関連遺伝子はhOFで不活発であることを示した。更に,半数を超えるhOF特異的遺伝子は,hOF-iPSC遺伝子のそれらと似て発現し,WNTシグナリングにより制御されているかもしれなかった。本発見はhOFが特異性や可塑性においてユニークな細胞の特徴を持つことを立証した。これらのデータは直接的リプログラミングへの口腔繊維芽細胞の適用に関する有用な洞察を提供するかも知れない。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
細胞生理一般  ,  分子・遺伝情報処理 

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