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J-GLOBAL ID:201602211192165189   整理番号:16A0298992

欧州全域にわたる街路レベルのPM10濃度のモデリング:発生源寄与と将来の可能性

Modelling street level PM10 concentrations across Europe: source apportionment and possible futures
著者 (10件):
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巻: 15  号:ページ: 1539-1553 (WEB ONLY)  発行年: 2015年02月 
JST資料番号: U7039A  ISSN: 1680-7316  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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排ガス規制の強化にもかからず,粒子状物質(PM)は近年の欧州の大気質にとって重要な問題として残っている。一次粒子状の排出および前駆気体からの二次形成の両方に起因するPMの各種発生源は,これを,取り組むべき複雑な問題にしている。政策仮定の下での将来の集中の信頼できる予測を可能にするため,汚染の長距離輸送から街路キャニオン内の局所排出までに関与する全ての化学過程と空間規模を考慮するモデリング手法が必要である。ここでは,AirBaseデータベースに報告する個々の大気質モニタリングステーションにおけるPM10(空気力学的径が10μm未満のPM)限界値に対する準拠を評価するためのGAINS統合評価モデルで実行されるモデリングスキームを記述した。このモデリング方式は,排出量のボトムアップモデリング,簡略化された大気化学と拡散計算,及びどこでも適用可能な交通増分計算の結合に依存した。いくつかのデータカバレージ基準を充たす各モニタリングステーションにおいて,基準年2009年に測定された濃度を,可能な範囲で説明され,過去および将来に対してモデル化した。300以上の交通ステーション及び2009年にEU大気質限界値を超えたステーションの80%を含む1850以上のモニタリングステーションが対象になった。検証として,2000~2008年のモデル化された傾向を観測と比較して。良好に再現された。ここではモデリングスキームを適用して,いくつかの重要なモニタリングステーションにおける周辺濃度への発生源寄与を明示的に定量化し,全ヨーロッパの都市沿道PM10の空間発生源と化学組成の差異を表示した。更に,異なる政策シナリオ下における2030年までのEUのPM10濃度の予測される展開を解析した。すでに合意された法律の実施の成功を仮定すると,周囲PM10濃度の大幅な改善が期待される。しかし,これは,ポーランド南部及びヨーロッパの主要都市を含むホットスポットにおけるPM10の限界値を達成するには充分な大きさでは無いと思われる。残された問題は技術的に可能な限り最大限に利用可能な排出管理技術を適用するシナリオで,ほとんど排除される。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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気圏環境汚染 

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