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J-GLOBAL ID：201602211788371134   整理番号：15A1351551

亜臨界および超臨界水中のデカクロロビフェニルの分解【Powered by NICT】

Degradation of deca-chlorobiphenyl in subcritical and supercritical water

著者 (3件)： Zhang Xiaolin (State Key Lab. of Clean Energy Utilization,Zhejiang Univ., Hangzhou) ,  Zou Daoan (Zhejiang Electric Power Design Inst., Hangzhou) ,  Chi Yong (State Key Lab. of Clean Energy Utilization,Zhejiang Univ., Hangzhou)
資料名： Huanjing Kexue Xuebao  (Huanjing Kexue Xuebao)
巻： 35  号： 7  ページ： 2099-2106  発行年： 2015年 
JST資料番号： W0623A  ISSN： 0253-2468  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 中国 (CHN)  言語： 中国語 (ZH)

抄録/ポイント： デカクロロビフェニル(D10CB)は,亜臨界と超臨界水(SCW)中での分解に及ぼす温度,酸素量,保持時間およびNaOHの影響を調査するために選択された,最高の塩素化ポリ塩化ビフェニル(PCB)であった。分解メカニズムを予想した,GC-MSによって確立された反応生成物に従った。又は水酸化ナトリウムを添加せずに異なる温度(350 ~ 450 °C),酸素量(0 ~ 200 mL)と保持時間(10および20分)で行った一連の直交実験。結果は350~450°C50mL酸素で10分保持時間後,D10CB除去効率は96%を超え,全PCB除去効率は77 2%~81 2%に達することを示した。PCB除去効率は酸素量の増加と共に上昇した。長い保持時間はPCB除去効率,特に亜臨界水を高めることができた。水酸化ナトリウムの存在はPCB除去効率を改善しただけでなく,種々の塩素化PCB異性体基のより均一な分布に寄与した。一般的に,反応条件(温度,酸素量と滞留時間)がより重篤な低塩素化PCBsの割合が増加した。3-メチルペンタン,トルエン,エチルベンゼン,フェノール,ベンジルアルコールおよびベンズアルデヒドを含むいくつかの他の有機化合物をGC-MSにより検出した。PCBs分布と治療後の他の有機物の存在によると,亜臨界および超臨界水におけるD10CB分解は最初に脱塩素化により支配され,その後,ベンゼン環の開環,メチルまたはエチル基の除去,酸素化分解などの,一連の複雑な反応が生じたと仮定した。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST【Powered by NICT】

シソーラス用語： 塩素化 ,  保持時間 ,  ポリ塩化ビフェニル ,  *超臨界水 ,  GC-MS分析 ,  酸素 ,  芳香族炭化水素 ,  芳香族アルデヒド ,  フェノール類 ,  アルキルベンゼン
準シソーラス用語： 反応条件 ,  除去効率 ,  酸素含有量 ,  *亜臨界 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (1件)： その他の汚染原因物質  (SB05040W)

物質索引 (5件)： ベンゼン ,  ベンズアルデヒド ,  フェノール ,  エチルベンゼン ,  トルエン

タイトルに関連する用語 (4件)： 亜臨界 ,  超臨界水 ,  デカクロロビフェニル ,  分解