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J-GLOBAL ID:201602211971695666   整理番号:16A0011494

0次元のナノフォトニック構造中において自由に拡散するフラビンモノヌクレオチドの単一占有分光電気化学

Single occupancy spectroelectrochemistry of freely diffusing flavin mononucleotide in zero-dimensional nanophotonic structures
著者 (5件):
資料名:
巻: 184  ページ: 101-115  発行年: 2015年12月12日 
JST資料番号: C0377A  ISSN: 1359-6640  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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ゼロモード導波管(ZMW)は,単一分子占有状態における電子移動動力学を研究するための強力な閉じ込め道具としての可能性を持っている。フラビンモノヌクレオチドは,イソアロキサジン発色団を含み,酸化状態(FMN)では蛍光体であり,一方,還元状態(FMNH<sub>2</sub>)では劇的に弱い発光を示す,すなわち,暗い状態である。このことにより,蛍光発光が,単一FMN分子の酸化還元状態を表すことになり,以前は,表面固定フラビンとフラボ酵素,たとえば,サルコシンオキシダーゼにおける,単一電子移動現象を研究するために用いられてきた観測が,ZMW配列の直接広域イメージングによってできるようになる。単一分子の電子移動動力学は,今,単一占有条件下におけるAu-ZMWsの蛍光測定を用いて,自由拡散分子の研究に拡張されてきている。ZMW中のAuは,光学被覆層と電位制御用の作用電極として両方の役割を持ち,それによって,μM濃度の単一分子電子移動動力学に近づいている。予想と整合して,単一還元分子を観測する確率は電位が負に走査されるとともに増加し(E<sub>appl</sub><E<sub>eq</sub>),そして,発光している酸化分子を観測する確率は,E<sub>appl</sub>>E<sub>eq</sub>の場合に増加する。異なる単一分子は,E<sub>eq</sub>の位置と,FMN分子の集団中におけるE<sub>eq</sub>の分布を反映した,異なった電子移動特性を示す。2形式の能動的に制御された電界発光実験法が用いられた:電位が交互に酸化と還元電位間を動くクロノフルオロメトリー実験,そして,サイクリックボルタンメトリーと類似した周期電位掃引蛍光実験。これらの後者の実験は,劇的な掃引速度依存性を示し,最も遅い掃引速度では,全電位範囲で安定な別個の中間状態を示した。これらの状態は,ZMWナノ細孔の特別な環境内で安定化されている,フラボセミキノン種に帰属される。Copyright 2015 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST
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分類 (2件):
分類
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分析機器  ,  核酸一般 
タイトルに関連する用語 (4件):
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