抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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レーダ等のセンサを用いて対象物の真偽判定及び航跡確立を行うために,通常は逐次検定が用いられる。航跡確立のための逐次検定では,センサの時系列の観測値に基づいて,仮航跡が真目標であるか偽目標であるかの判定を行い,真目標と判定された仮航跡を航跡としている。そして,真目標を偽目標または偽目標を真目標と誤判定する確率を設定値以下に抑えつつ,航跡確立の判定に要する平均観測回数を少なくする方法として,逐次確率比検定を適用し,センサの検出処理における信号の検出回数を評価パラメータの1つとして用いる逐次検定法が提案されている。本稿では,航跡確立の判定に要する平均観測回数の重なる削減を目的とし,センサの検出処理で得られる検出信号の振幅情報を用いる新しい逐次検定法を提案する。(著者抄録)