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J-GLOBAL ID：201602212027501413   整理番号：16A0062761

長期供用中の鋼製集水井における非破壊検査による機能診断

著者 (8件)： 稲葉一成 (新潟大 農) ,  綿貫榮 (水土里ネット関川水系) ,  沖田悟 (新潟県 糸魚川地域振興局) ,  細貝知広 (新潟県 糸魚川地域振興局) ,  羽深利昭 (新潟県 上越地域振興局) ,  鈴木哲也 (新潟大 農) ,  島本由麻 (新潟大 大学院自然科学研究科) ,  森井俊広 (新潟大 農)
資料名： 農業農村工学会誌  (Water, Land and Environmental Engineering)
巻： 84  号： 1  ページ： 41-44  発行年： 2016年01月01日 
JST資料番号： F0454A  ISSN： 1882-2770  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 新潟県糸魚川地域の地すべり防止施設,なかでも鋼製集水井においては,施工後30年以上経過したものが多く,鋼材の腐食による機能低下が懸念されている。鋼製集水井本体における機能診断手法(調査方法,健全度判断基準など)の確立を目的に,老朽化が懸念される集水井を対象に2011年から詳細調査を実施してきた。その結果,ビデオカメラ,鋼材板厚,メッキ塗膜厚,鋼材抽出,塩分飛来量の各調査は,鋼材の腐食状況を把握するうえで有効な点検手法であることがわかった。また,ビデオカメラで取得した画像は,加工・データ化することで,客観的な資料として目視調査結果の定量分析に用いることが可能であり,これにより診断精度の向上も期待できるものと考える。(著者抄録)

シソーラス用語： *事故防止 ,  *排水井 ,  非破壊検査 ,  *診断 ,  金属腐食 ,  ビデオカメラ ,  画像分析 ,  *機能診断 ,  鋼材腐食 ,  *地滑り防止
準シソーラス用語： *鋼製集水井 ,  糸魚川地域

分類 (2件)： 斜面安定,掘削変形  (RA03070L) ,  土工計画,土工事  (RA07050R)

引用文献 (8件)：

• 日本地すべり学会新潟支部:新潟県地すべり災害記録CD(2013)
• 農林水産省農村振興局農村環境課:地すべり防止施設の機能保全の手引き-抑制工編- (2013)
• 竹内 健,羽深利昭,川上峻司,佐藤太郎:鋼製集水井施設における機能診断手法の検討について,第69回農業農村工学会京都支部研究発表会講演要旨集,pp.136~137(2012)
• 羽深利昭,田中隆男,大高範寛,原田剛男:鋼製集水井施設における調査手法の確立について(その2),第70回農業農村工学会京都支部研究発表会講演要旨集,pp.218~219(2013)
• 沖田 悟,細貝知広,羽深利昭,田中隆男,大高範寛,原田剛男:鋼製集水井施設における調査手法の確立について(その3),平成26年度農業農村工学会大会講演会講演要旨集,pp.688~689(2014)

タイトルに関連する用語 (6件)： 長期 ,  供用 ,  鋼 ,  集水井 ,  非破壊検査 ,  機能診断