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J-GLOBAL ID：201602212029545353   整理番号：16A0187337

SERSとTERSにおける電界とRaman信号の実験的相関

Experimental correlation of electric fields and Raman signals in SERS and TERS

著者 (4件)： SCHULTZ Zachary D. (Univ. Notre Dame, IN, USA) ,  WANG Hao (Univ. Notre Dame, IN, USA) ,  KWASNIESKI Daniel T. (Univ. Notre Dame, IN, USA) ,  MARR James M. (Univ. Notre Dame, IN, USA)
資料名： Proceedings of SPIE  (Proceedings of SPIE)
巻： 9554  ページ： 955409.1-955409.8  発行年： 2015年 
JST資料番号： D0943A  ISSN： 0277-786X  CODEN： PSISDG  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： バイオイメージングなどの分野において,表面増強Raman分光法(SERS)やチップ増強Raman分光法(TERS)が利用されている。これらの分光法では,プラズモニックナノ構造を利用し,光散乱強度を増強することで,高感度が実現されている。本論文では,SERSやTERSの性能を解析するために,電界とRaman信号との相関関係について検討した。ナノ構造,励起波長,化学的環境,幾何学的パラメータなどが,電界やRaman信号に及ぼす影響を解析した。局所電界の相違で,観察されたRaman散乱信号が変化した。次に,ナノ構造に分子が吸着した場合,競合する分子の存在下で相関関係を調べ,ナノ構造と分子の相互作用で選択的な増強が起こることを示した。実験を行い,相関関係を解析した。電界は,分子の振動周波数と相関することが分かった。プラズモニックナノ構造を制御することで,電界とRaman信号の良好な相関が得られる。

シソーラス用語： *表面増強Raman分光法 ,  チップ ,  電場 ,  相関 ,  画像処理 ,  可視化 ,  結晶 ,  *ナノ構造 ,  強度 ,  高感度 ,  パラメータ ,  振動数 ,  *信号解析
準シソーラス用語： *TERS【ラマン分光法】 ,  バイオイメージング ,  プラズモニック結晶 ,  幾何学的パラメータ ,  散乱強度

分類 (1件)： 赤外・遠赤外領域の分光法と分光計  (BD07042H)

タイトルに関連する用語 (4件)： TERS ,  電界 ,  実験 ,  相関