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J-GLOBAL ID：201602212046439370   整理番号：15A1358605

L-システイン自己集合単分子層による方解石の配向制御【Powered by NICT】

Orientation control of calcite via L-cysteine self-assembled monolayers

著者 (3件)： Liu Qing (School of Chemistry and Chemical Engineering,South China Univ. of Technol., Guangzhou) ,  Yu Yaling (School of Chemistry and Chemical Engineering,South China Univ. of Technol., Guangzhou) ,  Wang Haishui (School of Chemistry and Chemical Engineering,South China Univ. of Technol., Guangzhou)
資料名： Heilongjiang Daxue Ziran Kexue Xuebao  (Heilongjiang Daxue Ziran Kexue Xuebao)
巻： 32  号： 3  ページ： 360-365,421  発行年： 2015年 
JST資料番号： C2440A  ISSN： 1001-7011  CODEN： HDZXEQ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 中国 (CHN)  言語： 中国語 (ZH)

抄録/ポイント： L-システイン自己集合単分子層(L-システインSAM)を用いて,方解石の成長方向の制御に成功した。XRDとSEMの結果は,(001)または(104)方解石の優先配向は,それぞれ得られることを示した。初期CaCl_2溶液のpHはL-cys SAMの誘導性能に大きな影響を与える。6.0の低pHでは,SAMで得られた方解石の支配的核形成面は(001),(001)配向結晶の割合は95%の高いレベルに達した。初期CaCl_2溶液のpH増加と共に,(104)面結晶は著しく向上した。初期溶液のpHは約9.0である場合,(104)優先配向結晶は98%に達する。L-Cys SAMの構造は溶液pHと共に変化する。低pH,Lシステイン分子では双性イオン型で存在し,(~(1/2)3×~(1/2)3)R30°構造を有するSAMは,方解石の(001)面と完全に整合した。高pHでは,L-システイン分子の存在形態はNH_2と-COO~-となった,方解石の(104)面は誘導された。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST【Powered by NICT】

シソーラス用語： 核形成 ,  双性イオン ,  X線回折 ,  *分子配向 ,  優先配向 ,  結晶 ,  *方解石 ,  脂肪族アミン ,  チオール ,  脂肪族カルボン酸 ,  含硫アミノ酸 ,  第一アミン

分類 (9件)： 数値計算  (JE02000J) ,  抗生物質発酵  (GX03000S) ,  塩基,金属酸化物  (CD01030Z) ,  配位化合物一般  (CE01010G) ,  廃水処理  (YM01030W) ,  その他の触媒  (CB06123Z) ,  高分子化学一般  (CG01000B) ,  電気泳動分析  (CC04017K) ,  抽出  (XD02030B)

物質索引 (1件)： システイン

タイトルに関連する用語 (4件)： L-システイン ,  自己集合単分子層 ,  方解石 ,  配向制御