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J-GLOBAL ID:201602212055415433   整理番号:16A0209653

冷間圧延を施した1050アルミニウムにおける焼鈍初期の微細組織変化の視点からの回復・再結晶

Recovery and Recrystallization from the View Point of Changes in the Microstructures of 1050 Aluminum at the Early Stage of Annealing after Cold-Rolling
著者 (3件):
資料名:
巻: 80  号:ページ: 140-150 (J-STAGE)  発行年: 2015年 
JST資料番号: G0023A  ISSN: 0021-4876  CODEN: NIKGAV  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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変形を被った金属材料の焼鈍過程で生じる現象は,回復,部分的な再結晶,完全な再結晶,粒成長と理解される。これまでの著者らの観察結果では,再結晶粒になる転位セルはまれで,大多数の転位セルは回復組織を形成し,やがて再結晶粒に浸食されて消滅する。しかし,初期状態である転位セルに差があるとは考えにくい。そこで本研究では,アルミニウムの焼鈍初期の組織変化を詳細に観察し,回復と再結晶の関係を明らかにすることにした。得られた結果を以下に示す。1)28%圧延材:転位タングルが形成されると,それらは焼鈍に伴う移動を示さず,歪誘起粒界移動(SIBM)によって形成された再結晶粒に浸食されて消滅することが観察された。2)45%圧延材:一つの結晶粒内で二つの方位への分裂が生じ,その中間の方位の転位セルは焼鈍初期に消滅した。3)73%圧延材:二つの方位への分裂が顕著であり,それぞれの方位の転位セルが比較的分散して形成された。
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分類 (2件):
分類
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変態組織,加工組織  ,  熱処理技術 
引用文献 (39件):
  • 1) F. J. Humphreys and M. Hatherly: Recrystallization and Related Annealing Phenomena, 2nd Ed., (Elsevier, 2004) p. 2.
  • 2) N. Hansen: Metall. Mater. Trans. A 32(2001) 2917–2935.
  • 3) E. Nes: Acta Metall. Mater. 43(1995) 2189–2207.
  • 4) A. Yamamoto, M. Tsukamoto and D. Okai: Mater. Trans. 52(2011) 876–881.
  • 5) A. Yamamoto, M. Tsukamoto and D. Okai: J. Japan Inst. Metals 75(2011) 575–581.
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