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J-GLOBAL ID:201602212069251409   整理番号:16A0232102

悪性胸膜中皮腫及び良性の石綿関連の胸水におけるマイクロRNAとmRNA状況

MicroRNA and mRNA Features of Malignant Pleural Mesothelioma and Benign Asbestos-Related Pleural Effusion
著者 (12件):
資料名:
巻: 2015  号: Molecular Biology  ページ: 635748 (WEB ONLY)  発行年: 2015年 
JST資料番号: U7008A  ISSN: 2314-6133  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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目的:悪性胸膜中皮腫あるいは良性の石綿関連の胸水浸出患者からのマイクロRNAとmRNAの発現を調査すること。方法:全部で18名の悪性胸膜中皮腫患者及び6名の良性の石綿関連の胸水浸出患者由来の新鮮な凍結組織を対象にした。mRNAとマイクロRNAの発現パターンは標準プロトコールを用いて行った。結果:良性の石綿関連の胸水患者浸出試料に比べて悪性胸膜中皮腫における多重のマイクロRNAの有意な上方制御を見出した。Hsa-miR-484,hsa-miR-320,hsa-let-7a及びhsa-miR-125a-5pは良性疾患と悪性を識別できた。動的に調節されたmRNAも同定した。良性の石綿関連の胸水に比べて悪性胸膜中皮腫においてMETが最も高度に過剰発現した遺伝子であった。マイクロRNA-mRNA相互作用を試験する総合的解析の結果,Notchシグナル伝達内での多重に変化した標的であることが示唆された。結論:特異的なマイクロRNAとmRNAは,良性の石綿関連の胸水浸出患者と悪性胸膜中皮腫とを識別するうえで診断有用性を有する可能性を有することが考えられた。以上の研究は,中皮腫の高発生地域の患者において特に有用である可能性が考えられた。(翻訳著者抄録)
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分類 (4件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
生物学的機能  ,  肺  ,  腫ようの診断  ,  腫ようの化学・生化学・病理学 

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