文献

J-GLOBAL ID：201602212116114024   整理番号：16A0370080

前立腺癌における診断,予後及び治療のためのバイオマーカーとしてのマイクロRNA

MicroRNAs as Biomarkers for Diagnosis, Prognosis and Theranostics in Prostate Cancer

著者 (3件)： BERTOLI Gloria (Inst. of Molecular Bioimaging and Physiology, National Res. Council (IBFM, CNR), Segrate (Mi), ITA) ,  CAVA Claudia (Inst. of Molecular Bioimaging and Physiology, National Res. Council (IBFM, CNR), Segrate (Mi), ITA) ,  CASTIGLIONI Isabella (Inst. of Molecular Bioimaging and Physiology, National Res. Council (IBFM, CNR), Segrate (Mi), ITA)
資料名： International Journal of Molecular Sciences (Web)  (International Journal of Molecular Sciences (Web))
巻： 17  号： 3  ページ： WEB ONLY  発行年： 2016年03月 
JST資料番号： U7038A  ISSN： 1422-0067  CODEN： IJMCFK  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： スイス (CHE)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 前立腺癌(PC)は,無痛性から高度に攻撃的という複数の表現型がある癌である。現在の診断と予測ツールにはいくつかの限界があり,患者を層別化し,潜在的遺伝的及び後成的差異を考慮した最適の療法を割り当てるための新しいバイオマーカーの必要性は高い。マイクロRNA(miRNA)はPCのオンセット及び促進に関係するような非コードRNAの小さい配列である。PCと関連する安定なmiRNAが血清及び血漿のような生体液から発見されていて,従ってPCと関連するmiRNAの測定はPCの検出とモニタリングの非侵襲ツールとして期待されている。本研究では,PCの診断と予後に寄与する可能性のあるmiRNAに焦点をあて,徹底した文献レビューを実施した。PCにおける潜在的な治療診断ツールとしてのmiRNAの役割を議論した。メタ分析アプローチを使用して,診断に使える可能性のある29のmiRNAのグループと,予後に使える可能性のある7つのmiRNAのグループを見出した。この2つのmiRNAグループを,PC組織サンプルの癌ゲノムアトラスデータセットで,機械学習的アプローチにより試験した。その結果,29はPCの診断のためのバイオマーカーの潜在的なパネルとして,両方のグループはin vivoの試験及びex vivo確認試験として考慮すべきであることが明らかになった。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *アンチセンスRNA ,  *前立腺腫瘍 ,  *診断 ,  *予後 ,  バイオマーカー ,  ヒト ,  RNA【核酸】 ,  血清 ,  血漿 ,  メタ分析 ,  実験 ,  in vivo実験 ,  機械学習 ,  *マイクロRNA ,  ex vivo実験 ,  非翻訳RNA
準シソーラス用語： *臨床診断 ,  非コードRNA

分類 (2件)： 核酸一般  (EB04010U) ,  腫ようの診断  (GE03020J)

タイトルに関連する用語 (6件)： 前立腺癌 ,  診断 ,  予後 ,  治療 ,  バイオマーカー ,  マイクロRNA