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J-GLOBAL ID：201602212215406290   整理番号：16A0213379

近年の土砂災害による死者・行方不明者数の経年変動

The recent trend in annual death toll by landslide disasters in Japan

著者 (2件)： 篠原慶規 (九大 大学院農学研究院) ,  小松光 (京大 白眉セ)
資料名： 砂防学会誌  (新砂防)
巻： 68  号： 5  ページ： 3-9  発行年： 2016年01月15日 
JST資料番号： G0196A  ISSN： 0286-8385  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 降雨による土砂災害発生件数,それに伴う死者・行方不明者数の経年変動を調べ,降雨指標との相関から,気候に伴う土砂災害増大の影響について考察した。土砂災害は,5~10月の降水量と高い相関があるが,長崎大水害(1982)以降の1998年を境とした解析期間前後では,発生件数,全壊1戸あたりの死者・行方不明者数には大きな違いはないこと,1件当たりの死者・行方不明者は,後半の期間が減少傾向にあることを示した。人口減少,ハード・ソフト対策を視点に,調査結果について考察した。

シソーラス用語： *土砂災害 ,  *降雨 ,  降水量 ,  過疎化 ,  水害 ,  *指標 ,  数 ,  *相関 ,  災害対策
準シソーラス用語： 防災対策 ,  ソフト対策 ,  ハード対策 ,  *降雨指標 ,  死亡数 ,  *発生件数

分類 (2件)： 自然災害  (RA02030M) ,  斜面安定,掘削変形  (RA03070L)

引用文献 (32件)：

• 阿部和時・黒川潮・竹内美次(2004):間伐が森林の持つ表層崩壊防止機能に及ぼす評価手法の開発,日本地すべり学会誌,Vol.41,No.3,p.225-235
• 土砂災害年報編集委員会(2014):土砂災害の実態(平成25年版),砂防・地すべり技術センター,P.3
• 飯田智之(2012):技術者に必要な斜面崩壊の知識,鹿島出版会,237pp.
• 川越清樹・風間聡(2009):温暖化に対する土砂災害の影響評価,地球環境,Vol.14,No.2,p.143-152
• 河邑眞・辻野和彦・辻子裕二(2004):高分解能衛星画像と森林GISを用いた2000年東海豪雨による土砂崩壊の特性分析,自然災害科学,Vol.23,No.2,p.245-258

タイトルに関連する用語 (2件)： 土砂災害 ,  経年変動