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J-GLOBAL ID：201602212316611472   整理番号：16A0019189

分子回転を利用した強誘電性分子性材料の開拓

Development of Ferroelectrics Utilizing Molecular Rotation

著者 (4件)： 中村貴義 (北大 電子科研) ,  久保和也 (北大 電子科研) ,  野呂真一郎 (北大 電子科研) ,  芥川智行 (東北大 多元物質科研)
資料名： 電子情報通信学会技術研究報告  (IEICE Technical Report (Institute of Electronics, Information and Communication Engineers))
巻： 115  号： 298(OME2015 60-64)  ページ： 21-24  発行年： 2015年10月30日 
JST資料番号： S0532B  ISSN： 0913-5685  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： これまでに,(m-fluoroanilinium)(dibenzo[18]crown-6)[Ni(dmit)₂]が,結晶内でのアリール基のflip-flop運動に基づく秩序-無秩序型の強誘電体であることを報告している。本研究では,強誘電性を与えうる新たな分子性結晶の設計指針を得るため,回転子となる分子およびクラウンエーテルの系統的な検討を行った。その結果,スムーズな回転を示す系,複合的な回転を示す系,プロトン移動と分子回転が共存可能な系など,有望な分子性材料を見いだした。(著者抄録)

シソーラス用語： *分子回転 ,  *強誘電体 ,  アリール基 ,  分子結晶 ,  回転子 ,  クラウンエーテル ,  プロトン移動 ,  高分子結晶 ,  双安定回路 ,  高分子 ,  材料
準シソーラス用語： *強誘電性物質 ,  分子性結晶 ,  フリップフロップ ,  高分子材料

分類 (2件)： 分子の性質一般  (BH05031D) ,  強誘電体,反強誘電体,強弾性  (BM05030B)

タイトルに関連する用語 (4件)： 分子回転 ,  強誘電性 ,  分子性 ,  開拓