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J-GLOBAL ID：201602212359279136   整理番号：16A0837798

多孔質ステンレスブロック中のカーボンナノチューブの合成における直径制御とグルコース燃料電池電極への利用

Diameter-control in synthesis of carbon nanotubes inside porous stainless steel block and application to glucose fuel cell electrode

著者 (4件)： Sano Noriaki (Department of Chemical Engineering, Graduate School of Engineering, Kyoto University, Nishikyo-ku, Kyoto, 615-8510, Japan) ,  Nojima Kosuke (Department of Chemical Engineering, Graduate School of Engineering, Kyoto University, Nishikyo-ku, Kyoto, 615-8510, Japan) ,  Kodama Takeshi (Department of Chemical Engineering, Graduate School of Engineering, Kyoto University, Nishikyo-ku, Kyoto, 615-8510, Japan) ,  Tamon Hajime (Department of Chemical Engineering, Graduate School of Engineering, Kyoto University, Nishikyo-ku, Kyoto, 615-8510, Japan)
資料名： Carbon  (Carbon)
巻： 103  ページ： 151-156  発行年： 2016年07月 
JST資料番号： H0270B  ISSN： 0008-6223  CODEN： CRBNA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 炭素源としてエタノールやメタノールを供給して多孔質ステンレスブロックの内側でカーボンナノチューブ(CNTs)を合成できる。多孔質ステンレスブロックでエチレンを供給する従来のCNT成長との比較で,アルコールを使用する新たに開発した条件でのCNTsの直径はかなり小さい。これらの条件で,Ramanスペクトルで半径呼吸モードが観察され,単層カーボンナノチューブの存在を示した。内側に直接成長したCNTsを含む多孔質ステンレスブロックをグルコース燃料電池のアノードに使用するとき,エタノールかメタノールによる新しいCNT成長条件を使用する発電は,エチレンによる従来条件を使用するより約3倍高く改良できる。メタノールから合成したCNTsのアノードを使用する燃料電池は,エタノールからのそれより10%高いパワーを示すことができる。Ramanシフト分析とTEM観察によると,CNTsの表面積と結晶度は高い発電性能を実現する主要因であるように思える。Copyright 2016 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *液体燃料電池 ,  *電極材料 ,  アノード ,  ステンレス鋼 ,  多孔質体 ,  化学蒸着 ,  *単層カーボンナノチューブ ,  エネルギー変換効率 ,  電池容量 ,  ヘキソース ,  アルドース ,  脂肪族アルコール

分類 (3件)： 燃料電池  (YB04040V) ,  電解装置  (XE02030E) ,  炭素とその化合物  (YB02060D)

物質索引 (3件)： グルコース ,  メタノール ,  エタノール

タイトルに関連する用語 (6件)： 多孔質 ,  ステンレス ,  カーボンナノチューブ ,  直径 ,  グルコース ,  燃料電池電極