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J-GLOBAL ID:201602212439340155   整理番号:16A0185401

癌細胞に通常発現されるメソテリンに対する64Cu標識モノクローナル抗体を用いる新しいPETイメージング

A Novel PET Imaging Using 64Cu-Labeled Monoclonal Antibody against Mesothelin Commonly Expressed on Cancer Cells
著者 (11件):
資料名:
巻: 2015  ページ: 268172 (WEB ONLY)  発行年: 2015年 
JST資料番号: U7019A  ISSN: 2314-8861  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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メソセリン(MSLN)は発癌とともに出現する40kDaの細胞分化関連の糖タンパク質で,大部分の膵臓腺癌,卵巣癌および中皮腫を含む多くのヒトの癌に高レベルに発現されているが,正常組織におけるその発現は,胸膜,心膜および腹膜を裏打ちしている中皮細胞に限られている。クローン11-25はヒトMSLNに対するモノクローナル抗体(mAb)を分泌するマウスハイブリドーマである。本研究では,11-25mAbをMSLN発現腫瘍の検出のためのin vivoイメージングに適用した。in vitroおよびex vivoでの免疫化学研究において,いくつかの膵臓癌細胞に発現された膜性MSLNに対する11-25mAbの特異性が示された。無胸腺ヌードマウスにおいて,MSLNを発現している腫瘍異種移植片へのAlexa Fluor 750標識11-25mAbの集積が示された。次に,キレート剤のDOTAを介して11-25mAbを64Cuで標識し,in vitroでの細胞結合アッセイおよびin vivoでの担癌マウスにおけるポジトロンエミッショントモグラフィー(PET)イメージングの両方に用いた。64Cu標識した11-25mAbは,MSLN陰性腫瘍に比べてMSLNを発現する腫瘍に高度に集積することが確認された。64Cu標識した11-25mAbは,時々炎症性病変への非特異的な蓄積がある18F-FDGよりも,広範な腫瘍に利用できるPETプローブとして有用である可能性がある。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
抗原・抗体・補体の生産と応用  ,  腫ようの診断 

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