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J-GLOBAL ID：201602212447723292   整理番号：16A0052101

活性炭の細孔径分布の均一スリット細孔モデルに代わるウエッジ細孔モデル

Wedge Pore Model as an Alternative to the Uniform Slit Pore Model for the Determination of Pore Size Distribution in Activated Carbon

著者 (5件)： ZENG Yonghong (Univ. Queensland, QLD, AUS) ,  PHADUNGBUT Poomiwat (Univ. Queensland, QLD, AUS) ,  PHADUNGBUT Poomiwat (Suranaree Univ. Technol., Nakhon Ratchasima, THA) ,  DO D. D. (Univ. Queensland, QLD, AUS) ,  NICHOLSON D. (Univ. Queensland, QLD, AUS)
資料名： Journal of Physical Chemistry C  (Journal of Physical Chemistry C)
巻： 119  号： 46  ページ： 25853-25859  発行年： 2015年11月19日 
JST資料番号： W1877A  ISSN： 1932-7447  CODEN： JPCCCK  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ウエッジ形状の炭素メソ細孔におけるアルゴンの吸着のグランドカノニカルモンテカルロシミュレーションから,通常の均一幅スリット細孔モデルが細孔径分布の推算において過小な細孔径を与えることを見出した。細孔軸方向の細孔幅変化の考慮により結果は改善された。ウエッジ角がヒステリシス形状に大きく影響し,細孔長の影響は小さかった。気相-凝縮相界面のメソスコピック解析から,充填されたウエッジ細孔からの脱着がDerjaguin-Broekhoff-de Boer(DBdB)式に従うことを見出した。界面エネルギーパラメータはバルク値より大きく,吸着剤のポテンシャルエネルギー場により界面凝集性が増強されると推定した。低温のヒステリシスループは整合・不整合転移により脱着境界において階段状を示すが,高温では消失した。

シソーラス用語： 活性炭 ,  *細孔径分布 ,  多孔質体 ,  *細孔構造 ,  吸着 ,  アルゴン ,  シミュレーション ,  ヒステリシス ,  固液界面 ,  脱着 ,  楔 ,  表面エネルギー ,  ポテンシャルエネルギー ,  *吸着平衡
準シソーラス用語： Derjaguin-Broekhoff-de Boer理論 ,  ウエッジ ,  メソ細孔体 ,  モンテカルロシミュレーション ,  界面エネルギー

分類 (3件)： 物理的手法を用いた吸着の研究  (CB12043P) ,  吸着剤  (YB03000W) ,  計算機シミュレーション  (JE11000H)

タイトルに関連する用語 (6件)： 活性炭 ,  細孔径分布 ,  スリット ,  細孔 ,  モデル ,  ウエッジ