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J-GLOBAL ID：201602212448041976   整理番号：16A0426552

かんらん岩に見られる歪集中帯の変形条件・微細構造・レオロジー変化

Shear Localization in Mantle Peridotites Accompanied with Successive Transformation of Deformation Condition, Microstructure and Rheology

著者 (1件)： SAWAGUCHI Takashi (Tokyo Univ., Tokyo, JPN)
資料名： 東洋大学紀要 自然科学篇  (Journal of Toyo University. Natural Science)
号： 60  ページ： 21-40  発行年： 2016年03月10日 
JST資料番号： Z0886A  ISSN： 1346-8987  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本稿では,日高変成帯の幌満かんらん岩体中にkmスケール,数10mスケールからcmスケールまで階層的に発達する歪み集中帯についての記載を行った。歪集中は後退変成作用を伴いながらグラニュライト相(≧900°C)から角閃岩相(約700°C)の条件まで連続したと考えられ,このことは単斜輝石斑状変晶周縁の変動時角閃石反応縁の分布状態から証拠づけられる。剪断帯中の変形機構とレオロジーから,幌満かんらん岩体の歪集中は主要構成鉱物の粒径減少によって3~4桁の歪軟化を引き起こしたことが示唆される。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *かんらん岩 ,  *日高帯 ,  変成相 ,  グラニュライト相 ,  角閃岩相 ,  変成作用 ,  *北海道 ,  *剪断歪 ,  レオロジー

分類 (1件)： 変成岩  (DE07060A)

タイトルに関連する用語 (4件)： かんらん岩 ,  歪集中帯 ,  微細構造 ,  レオロジー