文献

J-GLOBAL ID：201602212604308580   整理番号：16A0031639

北京における男性と性的関係を持つ男性から分離したHIVの遺伝子配列の解析【Powered by NICT】

Analysis on gene sequence of HIV isolated from men who have sex with men in Beijing

著者 (7件)： Gui Tao (Dep. of AIDS Res., State Key Lab. of Pathogen and Biosafety,Beijing Inst. of Microbiology and Epidemiology, Beijing) ,  Jia Lei (Dep. of AIDS Res., State Key Lab. of Pathogen and Biosafety,Beijing Inst. of Microbiology and Epidemiology, Beijing) ,  Han Jingwan (Dep. of AIDS Res., State Key Lab. of Pathogen and Biosafety,Beijing Inst. of Microbiology and Epidemiology, Beijing) ,  Bao Zuoyi (Dep. of AIDS Res., State Key Lab. of Pathogen and Biosafety,Beijing Inst. of Microbiology and Epidemiology, Beijing) ,  Liu Siyang (Dep. of AIDS Res., State Key Lab. of Pathogen and Biosafety,Beijing Inst. of Microbiology and Epidemiology, Beijing) ,  Li Jingyun (Dep. of AIDS Res., State Key Lab. of Pathogen and Biosafety,Beijing Inst. of Microbiology and Epidemiology, Beijing) ,  Li Lin (Dep. of AIDS Res., State Key Lab. of Pathogen and Biosafety,Beijing Inst. of Microbiology and Epidemiology, Beijing)
資料名： Zhonghua Liuxingbingxue Zazhi  (Zhonghua Liuxingbingxue Zazhi)
巻： 36  号： 9  ページ： 988-993  発行年： 2015年 
JST資料番号： C2330A  ISSN： 0254-6450  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 中国 (CHN)  言語： 中国語 (ZH)

抄録/ポイント： 目的:北京における男性(MSM)と性的関係を持つ男性から分離したHIVの遺伝学的特徴を解析し,この集団における流行傾向を予測した。方法北京におけるMSMから得られた著者らの研究室におけるHIV遺伝子配列のすべてを用いた,これはMSMから全てのHIV遺伝子配列と中国の他集団Los Alamos HIVデータベースからのダウンロードに整列した。系統樹はソフトウェアPhyML3.0を用いて構築し,それに基づいて北京MSM間の一般的なHIV株と中国の他の個体群との関係をさらに調査した。発生速度,最も最近の共通祖先(tMRCA)の時間,流行パラメータ,生殖数(R0)はHIV進化と流行特性を予測するためにソフトウェアBEASTを用いて計算した。サブタイプB,CRF01_AEおよびCRF07_BCを含む結果多重HIVサブタイプは北京におけるMSM間に一般的であることが分かった。全国由来株に基づいて構築されたML系統樹では,B-1,CRF01_AEおよびCRF01_AEを含む三クラスタは北京におけるMSM間に見られた(40%を占める)。北京MSMにB1クラスタ株の少なくとも三つの独立した導入が検出され,1991年3月(1984年7月-1997年2月),1994年1月(1989年1月-1998年1月),1991年4月(1984年8月-1996年1月)であった。CRF01_AE株に対して,CRF01_AEおよびCRF01_AEを含む二クラスタはそれぞれ2000年12月(1998年3月-2003年1月)と2001年12月(2000年1月-2003年7月)集団に導入した。北京MSMにおけるHIVの集団疫学は配列に基づいて再構築した。CRF01_AE Iクラスタは,他の二つのクラスタよりもより迅速に広がり,発生速度は高かった。結論多重HIVサブタイプは北京におけるMSM間の流行が分かった。サブタイプB株はCRF01_AE株よりもMSM以前北京に導入したが,CRF01_AE株は亜型B株より急速に増加した。CRF01_AE流行のより多くの研究と制御は,北京市でのMSMにおけるHIV流行の予防と制御に役立つであろう。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST【Powered by NICT】

シソーラス用語： クラスタ ,  系統樹 ,  遺伝学 ,  疫学 ,  ソフトウェア ,  *男性 ,  中華人民共和国 ,  再構成 ,  個体群 ,  *HIV【ウイルス】 ,  データベース ,  高速度
準シソーラス用語： サブタイプ ,  *遺伝子配列 ,  *北京市 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (1件)： 感染症・寄生虫症一般  (GD01010H)

タイトルに関連する用語 (5件)： 北京 ,  男性 ,  HIV ,  遺伝子配列 ,  解析