抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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口永良部島では2014年8月3日に火砕流を伴う噴火が発生し,その後も活発な噴火活動や地震活動が続いた。2015年3月末から,気象庁本庁・福岡管区気象台・鹿児島地方気象台が分担して口永良部島に2名体制で約1週間交替で全国機動観測班を常駐させ,機動観測を行っていた。筆者らは5月26日までに口永良部島入りし,5月29日に新岳火口の噴火に遭遇して島民と共に番屋ケ峰へ,次いで屋久島へ避難するという得がたい経験をした。屋久島へ避難した後も,屋久島町役場に詰め,一時入島のガイドライン作成など,防災対応に従事した。この過程での噴火,避難から防災初動対応まで,火山に関する様々な局面を報告すると共に,これらを踏まえて考えることを述べた。