文献

J-GLOBAL ID：201602212715015670   整理番号：16A0107293

1-C-アリール化モノカルバ-closo-ドデカボラート中のσ-およびπ-芳香族性間の共役

Conjugation between σ- and π-Aromaticity in 1-C-Arylated Monocarba-closo-dodecaborate Anions

著者 (7件)： OTSUKA Mai (Univ. Tokyo, Tokyo, JPN) ,  TAKITA Ryo (RIKEN, Saitama, JPN) ,  KANAZAWA Junichiro (Univ. Tokyo, Tokyo, JPN) ,  MIYAMOTO Kazunori (Univ. Tokyo, Tokyo, JPN) ,  MURANAKA Atsuya (RIKEN, Saitama, JPN) ,  UCHIYAMA Masanobu (Univ. Tokyo, Tokyo, JPN) ,  UCHIYAMA Masanobu (RIKEN, Saitama, JPN)
資料名： Journal of the American Chemical Society  (Journal of the American Chemical Society)
巻： 137  号： 48  ページ： 15082-15085  発行年： 2015年12月09日 
JST資料番号： C0254A  ISSN： 0002-7863  CODEN： JACSAT  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 1-C-アリール化モノカルバ-closo-ドデカボラート[closo-CHB₁₁H₁₁]^-の分子全体にわたる広範な電子的相互作用を同定して,静的挙動,すなわち,求電子ヨウ素化における反応性を評価した。静的分析はmベンゼン環上の置換基が反応速度に大きな影響を及ぼし,共鳴型効果が重要な役割を果たすことを示唆した。有効な共役の存在を,DFT計算により確認した。電気的に中性なC2-カルボラン[closo-CHB₁₂H₁₂]とは対照的に,C1-カルボランアニオンは,π-芳香族基と共役を構成する。

シソーラス用語： ホウ酸塩 ,  アリール化 ,  *芳香族性 ,  *共役 ,  反応性 ,  ヨウ素化 ,  密度汎関数法 ,  カルボラン誘導体 ,  芳香族炭化水素
準シソーラス用語： DFT計算 ,  ボラート ,  求電子性

分類 (1件)： 付加反応,脱離反応  (CF02030M)

物質索引 (1件)： ベンゼン

タイトルに関連する用語 (3件)： アリール化 ,  芳香族性 ,  共役