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J-GLOBAL ID：201602212721631219   整理番号：16A0027209

未知の時間空間的変動を有する高磁場における分解能改善NMR分光の樹立

Establishing resolution-improved NMR spectroscopy in high magnetic fields with unknown spatiotemporal variations

著者 (6件)： ZHANG Zhiyong (Dep. of Electronic Sci., State Key Lab. of Physical Chemistry of Solid Surfaces, Xiamen Univ., Xiamen, CHN) ,  SMITH Pieter E. S. (Chemical Physics Dep., Weizmann Inst. of Sci., Rehovot, ISR) ,  CAI Shuhui (Dep. of Electronic Sci., State Key Lab. of Physical Chemistry of Solid Surfaces, Xiamen Univ., Xiamen, CHN) ,  ZHENG Zhenyao (Dep. of Electronic Sci., State Key Lab. of Physical Chemistry of Solid Surfaces, Xiamen Univ., Xiamen, CHN) ,  LIN Yulan (Dep. of Electronic Sci., State Key Lab. of Physical Chemistry of Solid Surfaces, Xiamen Univ., Xiamen, CHN) ,  CHEN Zhong (Dep. of Electronic Sci., State Key Lab. of Physical Chemistry of Solid Surfaces, Xiamen Univ., Xiamen, CHN)
資料名： Journal of Chemical Physics  (Journal of Chemical Physics)
巻： 143  号： 24  ページ： 244201-244201-9  発行年： 2015年12月28日 
JST資料番号： C0275A  ISSN： 0021-9606  CODEN： JCPSA6  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： より高い磁場に関する半世紀に亘る探求は,物質の構造及び動力学の核磁気共鳴(NMR)研究において経験した発展の不可欠の部分であった。2D NMRは,一連の独立な実験に関して変動する記号化時間の関数としてのコヒーレンスの位相における系統的な変化に依存するため,一般的に,時間的に不安定な分野に応用することはできない。このことは,ほとんどのNMR法を用いて,極端に高い磁場強度を実現できるハイブリッドあるいは抵抗磁石に中において試料を特性評価することを不可能にする。最近,”超高速”NMRが,単一スキャンで多次元NMRスペクトルの取得を可能にする広く応用可能な方法として開発された。したがって,それを用いて,時間的に変動する磁場の効果を部分的に緩和することができる。それにもかかわらず,超高速NMRの空間的記号化とのゆらぎ場の強い干渉は,依然として,測定感度及び分解能を深刻に制約する。ここに,場不安定性及び不均一性への分子間ゼロ量子コヒーレンス(iZQC)の免疫性を利用した高分解能NMRスペクトルを得る方法を述べた。iZQCの空間的記号化を,J変調検出スキームと組み合わせて,取得中における任意の場不均一性の影響を除去した。この新しい方法は,大きな不均一性及びゆらぎ場における高分解能一次元NMRスペクトルの取得を可能にした。この方法を,抵抗及び抵抗-超伝導ハイブリッド磁石のそれらを模倣するように実験的にモデル化した場によりテストした。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *NMR【磁気共鳴】 ,  *高分解能 ,  *強磁場 ,  *磁石 ,  超伝導磁石 ,  *高速度 ,  不安定性 ,  不均一性 ,  コヒーレンス
準シソーラス用語： *NMR分光法 ,  *超高速 ,  量子コヒーレンス

分類 (1件)： NMR一般  (BM07041R)

タイトルに関連する用語 (5件)： 空間的変動 ,  高磁場 ,  分解能 ,  NMR ,  分光