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J-GLOBAL ID:201602212795376938   整理番号:16A0050255

リポソームのマクロファージ細胞への内部移行のイメージング解析:リポソームのサイズとPEG構造基による表面修飾の影響

Imaging-based analysis of liposome internalization to macrophage cells: Effects of liposome size and surface modification with PEG moiety
著者 (3件):
資料名:
巻: 136  ページ: 786-790  発行年: 2015年12月01日 
JST資料番号: W0541A  ISSN: 0927-7765  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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リポソームは,活性標的システムにin vivoで汎用されるキャリア剤の1つである。このサイズ,表面電荷,及び表面改質剤としてのパラメーターが,マクロファージ細胞によるリポソームの取り込みに影響することが知られている。本研究で筆者らは,マウスのマクロファージ(RAW-264.7)へのリポソームの内部移行へのリポソームのサイズとポリエチレングリコール(PEG)の表面改質剤の影響をイメージング分析法を利用して調べた。ローダミン蛍光剤によって標識した3種のサイズのリポソーム(100,200,及び400nmの直径)を用いた。リポソームの内部移行は,約5時間のインキュベーションで疑似の定常プラトーに達すると思われ,内部移行した大部分のリポソームが,細胞の拡張を含めてシトソールで蓄積すると思われる。内部移行したリポソームからの最大蛍光密度は,100nmと200nmのリポソームの間で同様であった。しかし,400nmのリポソームの最大蛍光密度は,これらのリポソームのほぼ1.7倍であり,リポソームが大きいほど,内部化度が大きいことを裏付ける。200nmのリポソームの表面が,PEG(約kD分子量)基からなる生体適合性のアンカー分子(BAM)によって修飾されるとき,BAMの結合に起因する流体力学的サイズの増加にもかかわらず,エンドサイトーシスが1/2.1に実際に低減する。この蛍光をベースにするイメージング解析は,細胞内の内部移行システムの定量的なモニターと最適化に利用される。Copyright 2016 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
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細胞生理一般 

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