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J-GLOBAL ID:201602212798203953   整理番号:16A0145212

敏感で微量スケール膜蛋白質プロファイリングのための,迅速高pH逆相StageTip

Rapid High-pH Reverse Phase StageTip for Sensitive Small-Scale Membrane Proteomic Profiling
著者 (21件):
資料名:
巻: 87  号: 24  ページ: 12016-12023  発行年: 2015年12月15日 
JST資料番号: A0395A  ISSN: 0003-2700  CODEN: ANCHAM  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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膜蛋白質は,ヒト蛋白質コーディング遺伝子の約30%に依りエンコードされる,重要なクラスのサブプロテオームであり,臨床薬物標的の約70%を表す。著者らは,膜プロテオミクス適用範囲増強のための,第一次元ペプチド画分技術として,Hp-RP(高pH逆相) StageTip(ストップアンドゴウ抽出チップ)法の感度を,SAX(強アニオン交換)とSCX(強カチオン交換) StageTipsと比較しつつ評価した。Hp-RP StageTip法は,膜蛋白質消化物数マイクログラムで,3000膜蛋白質以上の同定を可能にし,生物試料の限られた量での分析には適している。更に重要なことには,本法は,膜蛋白質同定をより強固にし,また,多くのプロテオミクス検討でまだ水面下であることが知られている,特に細胞膜に不可欠な蛋白質TMH(膜貫通ヘリックス)ドメインに対しても可能である。方法はまた,株化細胞や組織試料を含む様々なタイプの生物検体での応用も示される。膜蛋白質の検出増加は,11肺癌細胞株,6769トータル蛋白質から同定された4000膜蛋白質ほとんどで,より深い膜プロテオミクス解析を導いた。ここに示す徹底的なプロテオーム解析範囲は,肺癌に対するバイオマーカー発見の将来研究への基礎を提供することができ,野生型と変異型EGFR間の生物的意味合いを理解させ,薬物耐性機構に対抗し得る薬剤のデザインにも使える。加えて,過去に報告された癌蛋白質や治療標的に対しても,本検討はまた,薬剤開発或はバイオマーカー認証のための標的となり得る薬剤耐性細胞株での,著しい規制撤廃を伴う新しい膜蛋白質を示すことができた。これらの結果は,Hp-RP StageTip法は,徹底的な膜蛋白質プロファイリングと再現性のある定量化のために,用いることができる。
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分類 (4件):
分類
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生物学的機能  ,  生物薬剤学(基礎)  ,  高分子固体のその他の性質  ,  イオン交換 
タイトルに関連する用語 (5件):
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