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J-GLOBAL ID:201602212855356265   整理番号:16A0298209

中国の4つのWMO/GAW観測所での大気中CO2のin situ測定

In situ measurement of atmospheric CO2 at the four WMO/GAW stations in China
著者 (7件):
資料名:
巻: 14  号:ページ: 2541-2554 (WEB ONLY)  発行年: 2014年03月 
JST資料番号: U7039A  ISSN: 1680-7316  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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キャビティリングダウンスペクトル装置を用い,中国の4つの大気観測所で2009年1月から2011年12月まで大気中二酸化炭素(CO2)モル分率を連続測定した。観測所は,世界気象機関の全球大気監視プログラム(WMO/GAW)の地域(LAN,LFS,SDZ)ないし全球(WLG)測定観測所であるLin’an(LAN),Longfengshan(LFS),Shangdianzi(SDZ),Waliguan(WLG)であった。LANは,中国で経済的に最発展した地域である上海巨大都市近くに位置する。LFSは,中国東北部ハルビン市近くの森林と米作地帯に位置する。SDZは,北京の北東150kmに北京に位置する。中国でCO2モル分率の最も長い測定記録を提供するWLGは,バックグラウンドCO2濃度を記録する中国西北部の高地サイトである。2009年から2011年の間のCO2増加率(1σ)は,LANで3.7±1.2ppm yr-1,LFSで2.7±0.8ppm yr-1,SDZで3.5±1.6ppm yr-1,WLGで2.2±0.8ppm yr-1であった。最高の年平均CO2モル分率404.2±3.9ppmが2011年にLANで観測された。CO2変動,その日周及び季節サイクルの総合的解析,CO2モル分率に対する地域汚染源の影響の解析により,サンプリングサイトとCO2モル分率の変化に関わる主要なプロセスのキャラクタリゼーションが可能となった。これらのデータは,中国における大気中CO2変動の理解と大気インバージョンモデルを用いたフラックスの改善のための基礎となる。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
分類
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気象学一般  ,  環境問題 
タイトルに関連する用語 (4件):
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