抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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ナレッジ・マネジメント・システム(KMS)を活用する組織にとってその利用を促すことは重要な課題である。そのため,KMSに関する先行研究は,KMSの利用を目的変数や,その目的変数に重要な影響を及ぼす説明変数として取り上げてきた。しかしながら,それらの研究,特に実証的なアプローチをとる研究は,利用に注目しつつも,利用方法の違いを考慮していないことが多い。KMSの利用には,知識を再利用したり登録したりするだけでなく,登録された内容を参照して創造的に応用したり,経験を通じて学んだ事柄を踏まえ既存の登録内容を更新するような方法もありうる。本論では,先行研究のレビューを通じてKMS研究における利用方法の捉え方についての課題を確認した後,KMSの利用方法の分類について検討する。(著者抄録)